2013年10月10日木曜日

自分に気づく訓練・儀式・アファメーション

 今、一生懸命考えてるでしょう?
 これが、自分の今の一つの問題だと思ってください。

 日常たくさんのことで、
 さっき私が、例えば、
 「またこんな所に靴下脱ぎ散らかして」とか、
 「またこんな所にかばん置いて」とか、
 それから、
 「もうちょっと静かにしてよ」とか、
 「いま忙しいんだから静かにしててよ」
 こういう想いを、日常、振りまいてるんです、みんなね。

 で、思い出せないでしょ?
 すなわち、気づきもしないわけです。
 これが最大の問題なんです。

 とことん自分自身を痛めつける、
 その否定的な想いっていうのは、
 全部自分に返ってくるんだから、
 全部自分を痛める想いなんです。

 その総和として、実は、そういう現象が起きてるんです。
 だから、それを直そうと思っても、ダメなんです。

 で、まず、浄化するためには、気づかないといけないわけです。
 自分が否定的な、何かをチクッと刺すような想いを出した瞬間に
 まず気づけないことには。
 それで必ずチクッとここが痛んでるんですねぇ。

 で、気づく訓練をまず最初にしてください。
 気づけば、掃除ができるんです。

 で、掃除するためのテクニックは、
 その、テクニックだから、
 そんなに難しくはないんです。
 やれば取れるんです。

 ただ、気づかないものはどうしようもない。
 まず、気づく訓練。

 で、気づく訓練の最初にやるべきことは、
 「私は もう絶対に 何も とがめない」って、
 まず、決心からです。
 最初にやることは。

 一度、儀式をやってください。
 自分の目の前に、自分のハイヤーセルフっていうのをイメージするんです。

 どんな姿を与えてもいいんです。
 エネルギーですから。
 どんな姿でもいいんです。
 自分の好きなイメージを与えて。
 神々しい姿がいいでしょう。

 で、自分の内なる神に向かって宣言するんです。
 「私はもう絶対に 自分をとがめない。人をとがめない。何もとがめない。」
 「私は絶対に 何も否定しない。自分を否定しない。人を否定しない。」
 そういう宣言をするんです。
 こういう儀式です。

 で、その後、まだする必要があります。
 えぇ、「気づく」っていう作業も、実は、自我がやるしかないんです。
 そこで、自分の中で、自分の中から出てくる否定的な想念を気づかせる
 見張り番を作る必要があるんです。
 新しい自我です。
 え、審判員ですね。
 ピピッ って笛を吹いてくれる審判員。
 それを作る必要がある。

 それを作るのは、アファメーションを使うといいですね。
 アファメーション。
 え~、毎日、朝晩、50回ずつ、今の言葉を言うんです。
 毎日毎日。
 「私はもう 自分を否定しない。人を否定しない。何も否定しない。」
 これを50回、朝晩。
 毎日これを50回。

 これをどのくらいやればいいかっていうと、
 もうちゃんと、否定的な想念が出たら、
 パッと「あっ、否定してる」って気づけるようになるまで。

 そうしたら、もう必要ないです。
 もう、自我が育ってますから。

 で、最後は、その自我も取ることになるんですけれども、
 それまでずっと、これから1年くらいは、
 その自我が活躍してくれます。
 そうしたら、ちゃんと気づけるようになります。

 だから、まず、すぐ気づける強~い自我を、
 エネルギー体として、作り上げる必要があるんですね。

 ぜひやってみてください。


津留晃一 講演会CD『 「新創世記」大阪編 』 より