2016年9月9日金曜日

2016アメリカ旅行10 ヨセミテ国立公園1 タイオガロード(Tioga Road)


 マヤ暦の新年を、無事に、迎えられた、
 7月26日。
 
 この日も、
 早朝、まだ暗いうちに起きて、準備を整え、
 そして、ホテルを発ちました。
 
 この日も、また、快晴。
 
 グランドキャニオンで、
 夕立に、身体を清められた時、
 
 セドナで、
 黄金色の夕日を映し出す、
 天井のスクリーンのような雲が、出た時、
 
 それ以外にも、
 ときおり、
 雲が出たりは、していましたが、
 
 でも、おかげさまで、
 基本的には、ずっと、
 快晴が続いていました。
 
 とはいえ、
 そのおかげで、
 
 容赦ない陽射しを受け、
 日本では体験できないような気温を、
 味わうことにも、なってきたわけですが ... ^^;

 
 そして、
 『新年』『元日』に相応しく、
 この日も、また、
 快晴。
 
 高い標高(2,400m)、
 森の中、
 ゆえの、
 キリッとした、清々しい空気の中で、
 
 ご来光を、
 拝むことができました。
 
 遮るもの無く、降りてきた、
 陽射しが、
 
 身体の芯まで、
 入ってきました。
 
 『新年』『新時代』を、
 肉体に、
 取り込むことができた、気がしました。
 
 
 今日、そして、明日、
 この2日間は、
 
 「ヨセミテ( Yosemite )」を満喫することが、
 目的です。
 
 「ヨセミテ国立公園」は、
 
 そそり立つ、
 シルバーグレーの、花崗岩の大きな岩山や、
 
 そこから降り落ちる、
 いくつかの、大きな滝、
 
 そこからの流れが、
 美しい草原や、大きな樹々の間を、縫い進む川、
 
 そして、
 多種の、貴重な動植物。
 
 それらを、
 広大な敷地の各所で、見ることができ、
 
 かつ、同時に、
 
 「ヨセミテ・バレー( Yosemite Valley )」という、
 限られた一角では、
 それらを、
 集約的に、見ることもできることから、
 
 国内外の、広く、多くの人々に、
 人気となっている、
 
 世界遺産(自然遺産)です。

 
 前半の、
 グランドキャニオン・セドナと、
 
 後半のメイン、
 マウントシャスタとの、
 間にあることから、
 
 裕子さんが、
 はじめから、
 予定に組み込んでいた、目的地だったのですが、
 
 正直に言うと、
 僕は、
 それまで、
 
 ヨセミテのことは、
 あまり、知りませんでした。
 
 でも、調べているうちに、
 見られる景色や、
 トレッキングルートなどに、
 すごく、興味が湧いてきました。
 
 それに、
 はじめは、
 ヨセミテ公園内外の、宿泊施設が、
 満室で、取れなかったのですが
 
 (なので、最初の段階では、
  150km離れたところまで、戻って、
  1泊する予定でした)、
 
 おそらく、キャンセルが出たのでしょう、
 出発2週間ほど前になって、
 ヨセミテバレー内のロッジが、
 予約できました ^^v 。
 
 その段階なって、
 俄然、気持ちと興味が、盛り上がり、
 
 実は、
 今回の旅行では、
 マウントシャスタと同じくらい、
 セドナよりも上なくらい ^^; に、
 楽しみにしていました。
 
 
 実際に、訪れてみて、
 やはり、素晴らしいところでした。
 
 特有の美しい光景が、
 各所で見られるなど、
 
 たくさんの人々が、
 この場所にやって来る、
 その理由が、分かりましたし、
 
 なにより、
 その人々が、
 こころから、この場所を、楽しんでいる、
 その「雰囲気」が、
 素晴らしく、楽しく、
 
 それゆえに、よけい、
 素晴らしいところだと、感じられました。
  
 
 ただ、
 残念なことも、気がかりなことも、
 ありました。
 
 実は、
 「枯れ木」が、とても、目につくのです。
 
 ヨセミテ公園内は、
 まだ、それほどでもない、
 との印象を持っていたのですが、
 
 ですが、
 この写真を見て、
 改めて、振り返ってみて見ると、
 
 やはり、
 ヨセミテバレーでも、枯れ木が目立ちますね。


 そして、さらに、
 ヨセミテ公園の外に出ると、
 それらが、とても、目につくようになります。
 
 かなり控えめに言って、
  「とても」
 という感じで、
 
 実際のところ、僕たちは、
  「えっ。何があったの?
   山火事でも、あったのかな?」
 と、話したほど、
 
 枯れ木だらけの箇所が、
 何箇所もあって、
 
 場所によっては、
 とても広範囲に、広がっていました。
 
 裕子さんが調べたところでは、
 近年、立て続けに、
 記録的な渇水の年が、続いているようで、
 
 もしかしたら、
 それが原因であり、
 
 そして、もしかしたら、
 「それだけ」が、原因なのかもしれませんが、
 
 矢野智徳さんの話を伺った経験からすると、
 もっと根本的な原因があるような気がして、
 とても気になりました。
 
 ヨセミテのような、
 世界的人気を誇る、
 自然公園・世界自然遺産でさえ、
 
 このような状況になっていることに、
 危惧の念を抱きました。
 
 僕たちは、
 自然環境に対する活動・行動を、
 頭で思っている以上に、
 早く、深く、することになるかもしれないと、
 感じました。
 
 
 さて、話は戻って、
 この日の朝。
 
 マンモスレイクを出て、すぐ、
 森に入りました。
 
 これまで、
 砂漠のような、乾燥地帯を、
 延々と、走ってきていたので、
 
 しっかりとした、森の中を走るのは、
 やはり、なにか、
 ほっとしました。
 
 その森も、すぐに終わり、
 そこから先は、
 シルバーグレーの色合いが、
 目につくようになってきます。


 ヨセミテが、近いことを、
 肌で、感じるようになってきました。
 
 
 ホテルを出てから、
 30分ほど進んだところで、
 道を、
 左(西)に、曲がります。
 
 ここから、
 タイオガロード(カリフォルニア州道120号線)に、
 入ります。
 
 おそらく、
 ヨセミテを訪れる、多くの人々は、
 サンフランシスコ方面(西)から、
 やって来るので、
 
 よほど時間がないと、
 この道を走ることはないかもしれませんが、
 
 裏側(東)からアプローチした、
 僕たちは、
 この、タイオガロードを、
 たっぷりと、走ることができました。
 
 ヨセミテ国立公園の、大部分は、
 ヨセミテバレーの、北側に、
 広大に、広がっていて、
 
 この、タイオガロードは、
 そこを、横断するように、走っています。
 
 ですから、
 ヨセミテバレーだけだと、
 見られない、感じられない、
 
 広々とした、雄大な光景を見たり、
 広大な草原を見たり、
 湖を見たり、
 
 広々とした感覚、高原感を、
 感じたりと、
 
 この道を、通ったおかげで、
 それらを、たっぷりと、
 見・味わうことができました。





 
 宿泊した、マンモスレイクが、
 標高2,400mと、
 かなり、高いところにありましたが、
 
 タイオガロードの入り口は、
 一度、標高2,100mまで、下り、
 
 しかし、そこから、
 タイオガ峠まで、
 一気に、約1,000m、上っていきます。
 
 タイオガ峠は、
 標高が、3,031mありました。
 
 僕個人としては、
 地面に接した状態としては、
 もっとも、高い場所に行ったことになります。
 
 そこでは、前日までの、
 「オーブンの中」のような暑さから、一変、
 
 相変わらずの、強い陽射しを受けていながら、
 ひんやりとした、涼しさすら、感じられました。
 
 
 この、峠から、
 いよいよ、
 ヨセミテ国立公園に、入ります。
 
 道路の真ん中に、小屋があって、
 そこで、入園料を払います。
 
 車1台分、
 $30を、支払いました
 (乗っている人数は、関係ないようです)。
 
 このチケットを、掲示することで、
 その後、1週間、
 公園に、出入りすることができます。
 
 これは、
 グランドキャニオン国立公園でも、同様でした。 
 
 ただ、
 グランドキャニオンの場合は、
 チケットに、テープを貼って、渡してくれて、
 
 それを、車の内側から、
 フロントガラスに、貼付けるように、言われるので、
 
 若干、煩わしい反面、
 無くしたり、探し出して見せる必要がないので、
 ありがたい方式だなと、思いました。
 
 ヨセミテの場合、
 再入場する際には、
 
 まず、財布をカバンから出して、
 そして、チケットを、財布から出して、掲示する ...
 
 というような、一連の作業が、
 運転者にとっては、ちょっと煩雑でした。
 
 
 タイオガロードに、入って以来、
 特に、峠を越えて、公園に入ってから、
 
 高原感、
 いえ、高緯度感、
 北欧感、カナダ感、アルプス感、北国感? ^^
 
 が、
 一挙に、出てきます。
 
 ハッとして、
 思わず、車を停めた場所には、
 
 まさしく、「雪解け水」が流れている、
 といった感の、
 美しい川が、ありました。
 
 そこは、
 標高の高さゆえの、
 「空気が澄んでいて、かつ、太陽との距離が近い」
 という条件、独特の、特有の、
 陽ざしに照らされていて、
 
 まるで、
 「妖精が、戯れ、飛び交う」
 かのような、雰囲気が、
 溢(あふ)れ溢(こぼ)れていました。





 

 そのまま、車を進めると、
 その後、しばらくは、
 北欧・カナダっぽい、
 針葉樹の、林を進み、


 その後、
 川を越えてから、
 広い大きな、湿地帯・草原(meadow)が、
 道路右手(北側)に、広がります。

(よろしければ、写真をクリックして、拡大表示して、
草原Meadow を、よく見てみてください ^^ )

 ここ、トゥオルミ・メドウズ(Tuolumne Meadows)は、
 この、タイオガロード沿いの、中心地で、
 
 宿泊施設や、お店、ガソリンスタンド、
 観光案内所(ビジターセンター)などが、ありました。
 
 僕たちは、休憩を兼ねて、
 ここに、停車。
 
 僕は、ここで、
 各国立公園内のお店でしか、売っていないという、
 その国立公園のピンバッジとワッペンを、
 自分のお土産用に、購入しました ^^ 。


 
 つづいて、
 僕たちが目にしたのは、
 
 これまた、
 北欧感・カナダ感たっぷりの、
 
 美しい湖でした。
 
 この、
 テナヤ湖(Tenaya Lake)は、
 
 意外や、
 水は、さほど、冷たくなく、
 
 岸辺は、
 むしろ、温かくすらあって、
 
 その、どこまでも澄み切った水の中へ、
 泳ぎ入りたい衝動こそ、
 抑えることはできましたが、
 
 いつまでも、離れがたく、
 こどもたちと、ずっと、
 足を、浸し続けていました。





 
 湖に沿って、道は続き、
 その後、
 湖と別れて、しばらく走ると、
 
 すぐに、
 見晴らしの良い、
 展望所に着きます。
 
 車を停めるや、
 僕は、悲鳴を上げていました ^^; 。
 
 ヨセミテの、一番の象徴とも言うべき、
 ハーフドーム( Half Dome )が、
 目に飛び込んできたからです!


 この展望所、
 オルムステッド・ポイント(Olmsted Point)が、
 この位置にあって、
 
 そして、見晴らしが素晴らしい場所だとは、
 事前に調べて、知っていたのですが、
 
 まさか、
 ハーフドームが、見えるなんて ...


 裏側から、とはいえ、
 日本で調べているときに、
 何度も何度も目にしてきた、
 
 ヨセミテの象徴、ハーフドームを、
 ついに、拝むことができて、
 
 また一つ、
 「アメリカに、来た!」感が、深まり、
 気持ちが高揚しました。
 
 いえ、
 この道を通ったからこそ、
 裏側から『も』、見ることができたわけで、
 
 この日程を組んでくれた、
 裕子さんに、
 改めて、感謝の念が湧きました。
 
 目の前に広がる、岩肌には、
 歩いて行けたので、
 
 こどもたちと、
 裸足になって、歩きながら、
 
 この、
 ヨセミテらしい、雄大な風景を、
 しばらく、
 見つめ、眺めていました。
 
 また、この場所から、
 来た道を、振り返ると、
 
 先ほどの、
 テナヤ湖の湖面が、
 鏡のように、
 シルバーに光っていました。


 
 この後、
 約1時間かけて、
 
 65kmほどの距離を走る間に、
 1,300m以上、高度を下げて、
 
 いよいよ、
 ヨセミテバレーへ、
 入って行きます。









2016年9月8日木曜日

第5回大阪イベント 開催のお知らせ


2016年11月25日(金)、26日(土)、27日(日)、
大阪市で、5回目となる、
『津留さん交流会』『浄化実践講習会』『個人セッション』を行います。


『津留さん交流会』で、
みなさまと、お会いし、お話し・交流させていただくことを、
楽しみにしています。

『浄化実践講習会』で、
みなさまに、日々、浄化を活用していただけるよう、
浄化について、お伝えさせていただくことを、
楽しみにしています。

『個人セッション』で、
お一人お一人の、ブロックを見つけること・気づくこと、
そして、それを手放し、浄化するお手伝いをさせていただくことに、
努めさせていただきます。

ご興味がおありの方は、
どうぞ、ご参加・お申し込みください。

以上、どうぞよろしくお願いします。



 詳細・お申し込みは、『 第5回 大阪イベント 』 のページをご覧ください。


2016年9月8日 集合人編集局 裕子・ひで