今、呼吸に意識を向けてください。
呼吸に意識を向けたら、
自分が今、息を吐いているのか、吸っているのか、
どちらかですよね? ね?
それ、すぐ分かるでしょ?
それを、絶対に忘れないんです。
自分が今、吐いてるのか、吸ってるのか。
起きてる時間のすべて、それに気づいていられるようになれば、
もう、悟った人になるんです。
簡単なんです。
言うのは簡単ですね。
後は、できるかできないか。
これがまた、まず、私もやりましたけど、
3年以上かかりましたね(笑)
で、ふぅー っと反応した時には、
反応心の中に埋没しちゃってるわけなんです、もう。
その時には、思考がもう、グルグルグルグル回ってます。
それからすぐ出る、という努力。
まず気づく。
どうするかっていうと、呼吸に意識を向ける。
この努力を四六時中すれば、必ず自然に変わってきます。-略-
そうしたら、え~自然に、
明日することが自然に、ポンポンッ と。
呼吸を見張ってたら、内側から行動要求がポンッと来るわけです。
必ず来ます。
内側から。
未来の自分から。
次は何をするか、もう決まってるわけですから。
未来の自分からポンッと行動指図(さしず)が来るわけです。
行動指図っていうより、
「したい」っていう、
「ああ、これしよう」っていう想いですね。
強い欲求じゃあないんです。
してもしなくてもいいんです、私たちは。
ただ、こうしようっていう想いが、ポンって来ます。
で、それがパッとできればいいんです。
パッと来たものを、パッとする。
そうするといつの間にか、
「あっ、これが、私、したかったことだ」って、
そして、その仕事、ずっと続けた方がいいのかどうかとか、
それが自然に起きてきます。
続けているかもしれないし。
え~、昇進の仕事、
引き受けてるかも知れないし、引き受けてないかもしれませんね。
で、その時、本当に、分かりますよ。
「あっ、ごめんなさい。お断りします。」
ポッ と口から出てきますから、ほっといても。
「あ、ありがとうございます。やらせていただきます。」
って、口から出てきます。
それで分かります。
「へぇ~、あ、オレ、これやるのかぁ」
言葉が出てきますから。
いつも観察してたら分かります。
「あぁ、そうか」
-「じゃあ、
考えてかまわないけど、考えても、何一つ生産されないんです。
生産されると思い込んでるんですね。
意外な答えでしょ?(笑)
あの、行動することはどちらでもいい、って思ってください。
どちらでもいい。
どちらでもいいと、思えるかどうかですね。
恐れがあったら、そうはいかないわけですよね。
津留晃一 講演会DVD『 幸せテクニック講座10 』 より