手に持つ本には、手作りのカバーがつけてあり、
そこに書かれている文字が、ふっと、目に入りました。
「私たちは生まれたこともなく、ゆえに死ぬこともない、
- Gudni Gudnason(グッドニー・グドナソン)
その言葉を見て、別の言葉を思い出しました。
『津留さん交流会』を始めることを決めてから、
「会の運営の参考になれば」と、知花敏彦先生のDVD鑑賞会に、
そこで、『健康について』
その中で、知花先生が、
「寝ているときには、あの世に入っている。
自分は、あの世で、働いている。
寝ている時と、起きている時で、意識が続いている。」
という趣旨のことを、おっしゃっていました。
そして、そういう意識状態からすると、
起きている時というのは、まさに、
『白昼夢』を見ている状態なのだそうです。
「『夢』と『現実』というのは、実は、逆なんだ」
という話は、各所で、いろいろと、耳に・
知花先生の使われた『白昼夢』という言葉・単語が、
とても強烈で、とても辛らつで、そして、
とても強く、こころに残りました。
それにしても、
本当に、本当に、この世界はパラドックスな世界、なんですねぇ。
そして、そんな『夢』の中で、
「自分は、いったい、何をそんなに握り締めているんだ?」
「自分は、いったい、何をそんなに手放せないんだ?」
そんなことを感じました。