(「 神が『神ならざるもの』を体験する 」の続きです)
こういう本やお話もそうですが、
体験に基づいて書かれた話は、
私たちを変える力が、一番あるようです。
私は、内なる自分から、常に言われていました。
「 体験していないことを、しゃべってはいけない。
完全に自分のものになったことだけを、話すように。
そうでないと、単なる『教え』になってしまう。
あなたの仕事は、これまでの価値観や常識を壊して、
意識を解放することなのだから、
先生になって教えを説いてしまったら、
単に、別の価値観を握らせるだけではないか。
先生ではなく、自分自身の体験を、
『一人の人間』として、話しなさい 」 と。
津留晃一 『 津留さんが、心から、伝えたかったこと 』 より
以前、津留さんが、自分が体験したことを話している、
そして、だから説得力がある、という趣旨のことを書きましたが
(「 体験したことを語る 」)、
津留さん自身が、はっきりと、そのことをおっしゃってました。