2013年10月6日日曜日

恐れがあるから、できない

 自我というのはですね、
 何かを「しようとする」んですね。

 そして、なかなかやらないんですね(笑)
 しようとする自我は、「どちらがいいだろうか?」って、
 まず、考えはじめるわけですね。

 「やりたいことをやりたい」という想いがあるでしょ?
 だから、やりたいことはすればいいだけだから、
 悩むような問題ではないんですよね。
 このポイントが分かるかどうか。

 ただすればいいんですよね。
 でもほとんど、
 「どうやって?」
 「ほんとうにいいのかしら?」
 考えてる時間はあるんですね、それね。

 で、やりたいことをちっともやらないんですね。
 「うまくいくだろうか?」って、考えてるんです。

 「うまくいくだろうか?」って考えて、幸せになります?
 ならないでしょ?

 「うまくいくだろうか?」
 これ、悩みの状態なんですね。
 だから、考え始めたら、悩みをふくらませるわけ。
 悩みの世界に こう 意識を送り込むわけだから、
 自分の悩みの空間を拡げてるだけなんです。

 で、自我はそんなことしたいと思ってないんです。
 したいことがあったら、すればいいんです。
 ただ、すればいい。

 で、それができないのは、恐れがあるからなんです。
 ここをみんな、はきちがえてるんですね。

 恐れがあるから、しようと思ってもできないんだ、って、
 知らないんです。
 だから、考えるんです。

 でも、考えてもダメなんです。
 したかったら、ただすればいい。
 それを妨げるのが、恐れなんです。

 で、その恐れをしっかりキャッチする必要があります。

 で、恐れは、やりたいことをし始めたら、
 これ、始めなくてもいいんです、
 「やる」って決めてしまった段階で、
 「やろう」って行動しようとすると、
 グーッと、恐れが出てきます。

 だから、まず、やりたいことをする、って決めることです。
 「自分は自分らしく生きたい」っていうことを、まず決めるんです。
 で、「やろう」って、一歩踏み出そうとしたら、
 必ず、恐れの方がグーッと来ます。


津留晃一 講演会DVD『 幸せテクニック講座10 』 より