自我というのはですね、
何かを「しようとする」んですね。
そして、なかなかやらないんですね(笑)
しようとする自我は、「どちらがいいだろうか?」って、
まず、考えはじめるわけですね。
「やりたいことをやりたい」という想いがあるでしょ?
だから、やりたいことはすればいいだけだから、
悩むような問題ではないんですよね。
このポイントが分かるかどうか。
ただすればいいんですよね。
でもほとんど、
「どうやって?」
「ほんとうにいいのかしら?」
考えてる時間はあるんですね、それね。
で、やりたいことをちっともやらないんですね。
「うまくいくだろうか?」って、考えてるんです。
「うまくいくだろうか?」って考えて、幸せになります?
ならないでしょ?
「うまくいくだろうか?」
これ、悩みの状態なんですね。
だから、考え始めたら、悩みをふくらませるわけ。
悩みの世界に こう 意識を送り込むわけだから、
自分の悩みの空間を拡げてるだけなんです。
で、自我はそんなことしたいと思ってないんです。
したいことがあったら、すればいいんです。
ただ、すればいい。
で、それができないのは、恐れがあるからなんです。
ここをみんな、はきちがえてるんですね。
恐れがあるから、しようと思ってもできないんだ、って、
知らないんです。
だから、考えるんです。
でも、考えてもダメなんです。
したかったら、ただすればいい。
それを妨げるのが、恐れなんです。
で、その恐れをしっかりキャッチする必要があります。
で、恐れは、やりたいことをし始めたら、
これ、始めなくてもいいんです、
「やる」って決めてしまった段階で、
「やろう」って行動しようとすると、
グーッと、恐れが出てきます。
だから、まず、やりたいことをする、って決めることです。
「自分は自分らしく生きたい」っていうことを、まず決めるんです。
で、「やろう」って、一歩踏み出そうとしたら、
必ず、恐れの方がグーッと来ます。
津留晃一 講演会DVD『 幸せテクニック講座10 』 より