2014年12月7日日曜日

望みは、すでに、叶っている


 「あなたの望みは、すでに、叶っています」

そう、お聞きになって、どう、思われますか?

 「そんなはず、ないじゃないか!」
 「冗談じゃないよ!」

そう、思われた、その、強さ・度合いによって、
みなさん、それぞれの、
 「大我との、繋がり具合」
 「大我との、融合具合」
 「大我の、回復具合」
が分かる、
と、言えるかもしれません。


言葉を、変えましょう。

 「宇宙は、完璧である」

そう、お聞きになったとき、どう、感じられますか?

 「そんなはずは、ない!」
 「とてもじゃないが、そうは、思えない」

そう、思われた、その具合によって、
みなさん、それぞれの、
 「エゴの、強力さ」
 「小我の、堅牢(けんろう)さ」
そんなものが、
確かめられるのかもしれません。


ここでは、
結局のところ、

 「普段、無意識のうちに、認識している
   『私』『自分』
  というものが、
  どのようなものであるか?」

ということが、
問題・ポイントとなっています。

普段、『私』と認識しているものが、
 「『小我』としての『自分』そのもの」
 「100%、『エゴ』としての『自分』」
であれば、

もちろん、
この宇宙を、『完璧』だなんて、思えないでしょうし、
『自分』の望みが叶えられている、だなんて、思えませんよね。

でも、
 「『私』とは、『小我』としての自分と、『大我』としての自分の、総和」
 「『自分』とは、『エゴ』の自分そのもの、ではなく、
  『大我』としての自分をも、含んだもの」
と認識していれば、

そして、
その認識度合いが、大きければ大きいほど、

この世が、『自分』の望み通りにできていることが、納得できるでしょうし、
宇宙の完璧さを、体感されることでしょう。


『私』と言ったとき、
そこには、
 「『大我』としての自分」
 「『集合意識』としての自分」
 「『全体』としての自分」
 「『神』としての自分」
が、含まれています。
内在しています。

たとえば、
『私たち』の内側には、
 『大我』としての自分が、
 『集合意識』としての自分が、
 『神』としての自分が、
内在していて、

それが、
 「『外なる世界』『鏡としての世界』に、
  『空』『天空』『星の運行』『銀河』として、
  存在している、映し出されている」
ということについては、

過去記事「内なる神の、外なる投影」に、
書かせていただいている通りです。

また、
津留さんが、
 「『小我』と『大我』の、完全な二人三脚」
の状態を『集合人』と名付けて、
それを、当面の、目指すべき状態だと、言ってた、
ということについては、
過去記事「バランス」に、書かせていただいている通りです。

そして。

『大我』『全体』『神』は、
全能であり、
『自分』が体験したいことを体験できるように、
この宇宙を創造していますよね。

ですから、
 「それらが含まれた、それらが内在した、『私』」
にとってみれば、

望みは、100%、叶えられるものですし、
いえ、すでに、そして、常に、
望んだものは、望んだとおりに、叶えられています。

『私』たちは、
まさに、「『創造主』そのもの」なわけです。


そして、
そう、思えないのは、
そう、感じられないのは、

 「『自分』が、
  『自分というもの』のことを、
  そのように、認識していない」
というだけのこと、なのです。

そして、
そうであれば、

すなわち、
私たちが、
 「『私』の望みは、叶えられていない」
と、感じているのであれば、

そのときには、
その、感じている分だけ、

あるいは、
 「宇宙は、完璧でない」
と、感じているのであれば、
そのときには、
その、感じている分だけ、

 『私』が、
 『私』と認識しているものが、

 『真我』『大我』『集合意識』『神』たる自分から、
 乖離(かいり)している

ということを、示しています。

そして、
それは、
その分だけ、

自分の中に、
『小我』としての自分が、
『エゴ』としての自分が、
厳然と、存在していて、
強固に、自らを主張している、
ということであり、

そして、それは、
その分だけ、

 『自分』を、
 『小我』としての自分に、
 『エゴ』としての自分に、
 留まらせる・固執させる・吸着させる、
 『エネルギーブロック』が、存在している

ということを、示しています。


私たちが、
 「そんなはずは、ない」
 「信じられない」
 「冗談じゃない」
と思うとき、感じるとき、

『大我』『集合意識』『神』としての『自分』が、
その、自らが映し出された『外なる宇宙』『外なる世界』を通して、
そのことを、教えてくれているのです。
気づかせてくれているのです。

 「もう、その『エネルギーブロック』は、手放していい頃ではありませんか?」
 「もう、『こちらの私』との一体性を、もっと、取り戻していいのですよ」

そう、語りかけて来ているのです。

そして、そんなとき、
することは、ただ一つ。

 『ブロック』を、手放すこと

ただ、それだけです。