2016年11月8日火曜日

2016アメリカ旅行15 シャスタの宿 ストーニーブルックイン


 マウントシャスタ1日目の朝、
 僕たちは、
 朝食を知らせる、ベルの音で、目を覚ましました。
 
 
 前夜、
 深夜11時半に、宿に着いた、
 僕らは、
 
 荷物を下ろし、
 シャワーを浴びることしか、
 できませんでした。
 
 あまりに眠く、疲れていて、
 それだけを済ますと、
 ベッドに倒れ込みました。
 
 朝、ベルの音で、目を覚まし、
 そこで、はじめて、
 部屋の様子を、ちゃんと、認識し、
 
 そして、
 はじめて、
 宿の様子を、目にしました。
 
 それは、
 大きく、落ち着いた、
 とても素敵な、宿でした。


 
 
 宿の名は、
 ストーニーブルックイン( Stoney Brook Inn )。
 
 日本人女性、鈴木弘美(「すさな」)さんが、
 オーナーさんをされている、B&Bです。
 
 
 場所は、
 シャスタ山( Mount Shasta )の南麓、
 マクラウド( McCloud )という町にあります。
 
 マウントシャスタの町、
 シャスタシティは、
 マウントシャスタの南西麓にあり、
 そこには、高速道路(I-5)が通っています。
 
 そこが、
 シャスタの中心街です。
 
 マクラウドは、
 そこから、車で、約15分ほど、
 東に行ったところにあり、
 
 シャスタシティそのものも、
 日本人の感覚からすれば、
 かなり、こじんまりとしていていますが、
 
 マクラウドは、
 さらにさらに、小さな、
 「村」といった感じで、
 とても静かで、とても落ち着いたところです。
 
 どうやら、
 かつて、林業で栄えた町のようで、
 
 そのせいか、
 大きくて、品の良い、落ち着いた建物が、
 多く見られました。
 
 僕らが宿泊した宿も、
 そんな建物の、一つで、
 
 しかも、
 村のメインストリートの、
 正面、一番奥にあり、
 
 ある意味、
 村一番の、中心的な建物、
 とすら、言える感じです。
 
 
 建物は、
 大きな樹々に囲まれていて、
 それが、より一層、
 重厚な雰囲気を、放させています。


 
 敷地は、
 目算で、300坪ほど。
 
 この一角だけが、
 特に、重々しく、落ち着いた雰囲気を、
 放っています。

 標高は、
 ネットで調べたところでは、
 ピッタリ、1,000m。

 前夜に感じた、
 「空気の湿気と重さ」は、
 樹々や、標高、その辺りにも、ありそうです。
 
 敷地の奥、
 建物の裏側には、
 「キバ」と呼ばれる、木造の八角堂があります。


 
 また、
 とっても残念ながら、
 結局、利用する時間がなかったのですが、
 
 ドライサウナと、
 屋外のジャグジーも、あります
 
 (もし、もう一度伺う機会があれば、
  絶対、楽しみたいです!)。
 
 
 敷地の横には、
 線路があり、
 かつては、汽車が走っていたようです
 (木材を運んだのでしょうか?)。


 
 線路沿いに、北に進むと、
 シャスタ山を、
 南から、正面に、拝むことができました。
 
 シャスタ山は、
 山そのものとしては、
 見た目、単独峰(独立峰)ですが
 
 (正確に言うと、「カスケード山脈」の一部なため、
  「単独峰」では、ないようです)、
 
 実は、
 主峰のシャスタ( Shasta )という頂の横に、
 シャスティーナ( Shastina )という頂もあり、
 
 そういう点からすると、
 「ツインピークスの山」、と、
 言えるようです。
 
 ですが、
 こちら、南から見ると、
 
 シャスティーナの頂が見えず、
 シャスタの頂だけが見えて、
 
 富士山との繋がりを感じさせるような、
 山容に見えました。


 
 また、
 シャスタ山は、
 とくに、「UFO雲」で、有名だと思うのですが、

 残念ながら、滞在期間中には、
 期待したような、「UFO雲」は、
 目にすることはできませんでした。
 
 ただ、二日目の朝には、
 このように、
 「僕には」、まるで、時空が歪んでいるかのような、
 湾曲した空間を感じさせるような、不思議な雲を、
 見ることができました。



 
 さて、
 宿のオーナー、すさなさんは、 
 静岡・浜松のご出身で、
 
 サンフランシスコで働いてらしたところ、
 ひょんな流れから、
 ここ、マウントシャスタに呼ばれ、
 
 そして、
 ここ、マクラウドで、
 この宿を経営することになられた、らしいです。
 
 そんな、すさなさんは、
 とても「スピリチュアル」な方で、
 
 落ち着いていて、
 堂々としていて、
 「『意識レベル』の高さ」が、溢れ出ている、
 とても素敵な、女性でした。
 
 スピリチュアルな人々が集う、
 マウントシャスタで、
 
 日本だけでなく、各国からやって来た、
 スピリチュアル人々を、
 受け入れ、迎え入れ、引き受け、
 安全で快適な滞在を提供し、
 かつ、必要な調整を施す、
 そんな役割が、おありのように感じました。

 
 僕たちは、
 前夜、
 チェックインをすることができず、
 鍵だけを、置いておいていただき、
 それで、入室していました。
 
 なので、
 朝、はじめて、
 すさなさんに、ごあいさつをし、
 
 そして、朝食後、
 チェックインの手続きを、していただきました。
 
 そのときに、
 津留さんの本をお渡しし、
 「スピリチュアル」な話を、
 すこし、させていただく機会がありました。
 
 この宿を始められるいきさつについては、
 あちらから、話し始められたのですが、
 
 「イースター島」
 「ホテル・カリフォルニア」
 「レムリア」
 
 といったキーワードが出てきたところで、
 ご用があって、中座されて、
 話は、そこまでとなってしまいました。
 
 そして、
 お話しする機会は、
 その後、ありませんでした。
 
 なので、
 僕らは、詳しいお話は、お聞きできず、
 その後、どのような流れで、シャスタにたどり着き、
 そして、宿を始められたのか、知りません。
 
 でも、僕らは、
 おそらく、
 それらキーワードだけ、お聞きできれば良く、
 
 逆に、
 それらキーワードだけは、
 お聞きしなければいけなかったのだと、思います。
 
 
 宿は、B&B形式でしたので、
 毎朝食、
 とても美味しいブレックファーストを、
 いただきました。




 
 一日目は、
 素晴らしい壁絵のある、
 ダイニングルームでいただき、


 
 その後二日間は、
 ポーチに座って、
 外の空気を吸い、
 その日の天気を感じながら、
 いただきました。
 
 給仕してくださるスタッフのみなさんも、
 とても、気さくで、明るく、
 料理も、すべて、美味しくて、
 
 朝から、
 とても気持ちよく、美味しく、
 食事をとることができました
 
 (みなさん、ありがとうございました)。
 
 
 また、
 僕らが滞在した部屋も、
 広く、落ち着いた部屋で、
 トイレ・シャワーと、キッチンに冷蔵庫付き、
 照明も美しく、
 また、素敵な絵が飾られていました。


 
 みなさんが集えるスペースとして、
 ロビーが開放されていて、
 そこには、
 数多くのスピ本や、オラクルカードなどが供えられ、
 また、
 紅茶やケーキ・クッキーなどが、供されていていました。
 
 後述するように、
 僕らは、シャスタ観光を、目一杯、楽しんだため、
 この宿での滞在時間は、最小限となり、
 日本に帰ってきてから、そのことを残念に思っています。
 
 同じ期間に滞在していた、
 他の日本人の方々も、
 何らかの理由で、シャスタに引き寄せられて来ていて、
 
 ちょっとした会話だけでしたが、
 交流を楽しむこともできました。
 
 また機会があったとしたら、
 やはり、宿泊したいと思う、
 とても素敵な宿でした。