その日は、
2017年２月４日、
立春でした。
その日の午後には、
『津留さん交流会』を開催しました。
この時期に、ハワイに行くなんて、
考えてもいないときに、
交流会の日程を決めていたので、
出発日と、交流会開催日が、重なりましたが、
出発時刻は、その日の、深夜でしたので、
問題なく、実施できました。
交流会で、みなさんにお会いした、
そのエネルギーのまま、
ハワイに向かうことができました。
今回は、
その直前の、2016年12月に就航した、
ハワイアン航空の、「羽田ーハワイ島」直行便を、
利用することにしました。
復路は、ハワイ島から、直接帰国、
一方、往路は、
オアフ島ホノルルを経由して、ハワイ島へ ...
そんなルートを、取ることにしました。
ホノルルでの乗り継ぎは、
数時間待ちの後に、その日のうちに、ハワイ島に向かうことも、
可能でしたが、
僕たちは、せっかくなので、
ホノルルに一泊して、
翌日、ハワイ島に発つ便を、選びました。
僕も、家族も、
羽田の国際線は、初体験。
『江戸小路』を見たり、『はねだ日本橋』を渡ったり、
国際線ターミナルの、名所を見学していると、
あっというまに、フライトの時間。
便は、ほぼ、満席で、
多くの方々が、
暖かいハワイを、楽しみにしている様子を、
肌で感じました。
機内は、
アテンダントのみなさんが、アロハシャツを着ていたり、
すでに、ハワイが漂っていました。
大好きな、
ベネディクト・カンバーバッチ（Benedict Cumberbatch） 主演の、
「ドクター・ストレンジ（Doctor Strange）」などの映画を観ながら、
軽食は、おにぎりと、ハワイのビール、
朝食に、ロコモコを食べていると、
結局、ほとんど、寝る間もなく、
ハワイ・オアフ島ホノルル空港に、着陸。
上空では、ほとんど、揺れることもなく、
そして、定刻より、早めの到着。
空港の税関も、何事もなく、通り抜け、
スムースなスタートが切れて、
一安心でした。
空港の外に出ると、
早速、陽ざしが降り注いでいました。
初めての、ハワイの空気を、
胸いっぱいに、吸い込みました。
想像していたような「暑さ」は感じず、
「暖かい」といった感じの、
冬の、ホノルル空港でした。
また、目に入る人々を見ていると、
まるで、ニュージーランドに来たのかと、錯覚するほどに、
ハワイの人々と、マオリの人々が、似て感じられました。
さて、
まずは、今晩のホテルに向かいましょう。
タクシーを予約していたので、
公衆電話から、連絡を入れます。
ところが、
何度やっても、コインが吸い込まれていくだけで、
まったく、通話ができません。
ここまで、スムースだっただけに、
少し、慌てました。
「どうしようか ... 」
コインも底をつき、困り果てたところで、
近くにいる、休憩中の、空港職員の女性に話しかけると、
「オッケー！ 私の携帯から、掛けてあげるわ ^^ 」
と、
いきなりの、神対応！
空港内で、勤務中の職員のみなさんこそ、
とても忙しそうで、緊迫した様子でしたが、
勤務外だと、やはり、おおらかなのかな？
その人柄に、一安心。
改めて、
ハワイの印象が、柔らかくなりました。
通話後には、すぐに、タクシーも迎えにきてくれて、
ホテルにも、無事に、到着。
道中の、高速道路から見える、
ホノルルの町並みは、
海や植生こそ、南国らしさ満開ですが、
建築物は、都市の、それ。
僕には、違和感のあるマッチングに、感じられ、
興味深い感覚を味わうことができました。
さて、ホテルは、
クイーン カピオラニ ホテル(Queen Kapiolani Hotel) 。
ワイキキの、東端にあって、
その東側は動物園、さらにその奥は公園で、
その先に、ダイヤモンドヘッドがあります。
なので、このホテルの部屋からは、
遮るものなく、ダイヤモンドヘッドが望めます。
ビーチまでも、間には、建物二つだけ。
100m足らずです。
そんなことから、
裕子さんが、是非、と、選んだのでした。
ホテルに到着してみると、
建物こそ、正直、年期を感じさせますが、
ちゃんと、清潔で、
ボーイさんたちも、気取らず、フレンドリーで、
なにより、その立地は、
日本で想像していた、それ以上。
どんな部屋か、部屋からの眺めはどうか、
期待を持てました。
飛行機が、予定よりも早く着いたこともあって、
チェックイン時刻よりも早く、到着したので、
チェックインを前に、
まずは、荷物を預け、着替えをし、
ビーチに行って、泳ぐことにしました。
向かった先は、目の前の、
ワイキキビーチ（ Waikiki Beach ）。
「いわゆるハワイ」の、最典型ですので、
せっかくだから、体験しておきたかったということ。
そして、ハワイの言葉で、
" wai " というのが、「水」、
" kiki " というのが、「湧き出る」、
ワイキキとは、「水が湧き出る場所」という意味だそうで、
ワイキキというのは、
とても、エネルギーの強い、生命力あふれる場所なんですね、
そもそも。
そんなビーチを、
まず、最初のハワイで、体感したいと思っていました。
ハワイへのご挨拶を、
その海で、行いたいと、思っていました。
子どもたちも、
大喜びで、ビーチへと、海へと、
走っていきました。
僕も、ご挨拶をして、
身を、沈めました。
僕らが最初に、泳いだ場所は、
波止めに囲まれた、半分プールのような海で、
おかげで、波も穏やかで、泳ぎ易かったのですが、
その分、潮が濃くなっていて、
子どもたちは、
「しょっぱい！」
と叫びながら、泳いでいました。
そこで、その後には、
隣のビーチに移動して、
改めて、ハワイの海に、身体ごと、ご挨拶をしました。
ご挨拶もでき、
ワイキキビーチも体験でき、
エゴも大満足で、
ホテルに帰ります。
その道中、
まず、何はともあれ、
「アサイーボウル」を、買い込むことにしました。
評判のいい、お店のようでしたが、
そのとおり、とても美味しい、満足の味でした。
身体の内側にも、
南国のエネルギーを、注ぎ込めました。
さて、
その、店に入る、直前のことです。
横の店から聞こえていた曲が、変わりました。
流れ来たのは、聞きなじみのある、楽曲。
「ホテルカリフォルニア」です。
「あっ ... 」
思わず、裕子さんと、目を合わせました。
そして、アサイーボウルを買って、店を出ると、
そこには、別の曲が、流れていました。
「えっ ... 」
もう一度、裕子さんと、目が合いました。
今度の曲は、
「スタンドバイミー」でした。
今回のハワイ旅行の始まりは、
前回 も書いたとおり、
昨夏の、アメリカ旅行の終わりに、
ハワイを感じたこと、からでした。
その、アメリカ旅行の、
マウントシャスタで、
お世話になった、宿のオーナーから、
彼女が、その宿をすることになったきっかけは、
イースター島の空港で流れていた、
「ホテルカリフォルニア」を聞いたことからだったこと、
そして、その曲は、
レムリアの音楽であること、
を、聞いていました
（過去記事『 2016アメリカ旅行15 シャスタの宿 ストーニーブルックイン 』）。
また、
マウントシャスタは、
映画「スタンドバイミー」のロケ地の一つで、
わたしたちは、
そのロケ現場の一つにも、
足を運んでいたのでした
（過去記事『 2016アメリカ旅行20 シャスタ２日目 Stand By Me 』）。
偶然、といえば、
あまりにも、『偶然』、ですね。
わたしたちは、
そのとき、
このハワイ旅行が、
やはり、先の、アメリカ旅行の、続きであり、延長であり、
一連の流れの中に、戻ってきたのであり、
来るべきして、いま、ここに来ているのだと、
レムリア再興のために、いま、ここにいるのだと、
確信できました。
来る前には、ずいぶんと、恐れ・不安も感じたのですが ^^;
（前記事『 2017ハワイ旅行2 始まりの前に（経緯編） 』）、
ようやく、ここで、
僕の『エゴ』も、完全降伏し、
こころから、完全に納得して、
ハワイを楽しむことが、できるようになったのでした。
