4月1日から、5日までの、5日間、
集合人編集局としての業務は、お休みをいただいて、
家族で、沖縄に、遊びに行ってきました
(その間、ご注文をくださったみなさま、
ご対応が遅くなり、失礼いたしました)。
7年振りの、沖縄でした。
前回も、まったく同じ時期に、訪れたのですが、
「晩春・初夏」という、記憶の中の、季節とは違って、
今回は、ほぼ、「真夏」。
焦げるような陽射しが、遠慮なく、容赦なく、照りつける中、
気温も、28℃まで、上がる日もあり、
みな、すっかり、日焼けしてしまいました ^^;
(4月にお目にかかるみなさま、
「黒バージョン」の裕子さんを、お楽しみに! ^^ ) 。
でも、おかげで、
海に入って泳いだり、屋外プールで泳いだり、といった、
屋外でのアクティヴィティーを、
こころから、満喫できました。
子どもたちは、イルカさんたちと、触れ合うプログラムに、
大興奮! ^^
そのほかにも、みなで、
エイと一緒に、泳いだり、
ホエールウォッチングを、楽しみました。
エイと一緒に泳いだのは、
僕は、9年振り。
ニュージーランドの、海で、以来でした。
そのときには、
濃く深い藍色に染まった、深い海の底を背景に、
宙を浮くように、漂い流れていくエイを、
静寂の中、遠くに、一人、眺めていました。
今回は、
足も付くくらいの、浅瀬で、
何匹ものエイたちの群れを、
子どもたちの、興奮した、騒がしい声の中、眺めていました ^^; 。
その、両者の、あまりの対照ぶりに、笑ってしまうとともに、
当時との状況・環境の変化に、感慨深いものが、ありました。
「『未来が分からないこと』の怖さ」も、まだまだ、実感がありつつも、
「『未来が分からないこと』の楽しさ・面白さ」を、再認識させられました。
野生のクジラを見たのは、
今回が、はじめてでした。
15年前に、1度、
オーストラリア西岸で、
ホエールウォッチング・ボートに、乗船したことがあります。
ところが、そのときには、
「遭遇率90数%以上」というツアーにも関わらず、
その姿を拝むことは、できませんでした。
今回の、沖縄での、ホエールウォッチングも、
繁殖のために、沖縄本島近海まで、南下してきたクジラたちが、
アラスカ付近まで、北上していく、その期限ギリギリだったため、
僕の頭の中では、
「おそらく、また、今回も ... 」
というストーリーが、いつの間にか、出来上がっていました。
探せど探せど、見つからず、いたずらに、時間が過ぎていく展開に、
「やっぱり .. 」
との想いが、増していきました。
ところが、
そんな「『ネガティヴ』な予想・想い」に反して、
最後には、親子のクジラが、
間近に、姿を現してくれました。
「今日のお客さんは、ラッキーですねー!」
と、ガイドのスタッフさんが、叫んでくれるほど、
大きな姿を、見せてくれました。
「現実を『創造しよう』」
とすることの、無意味さを、
ここちよく、楽しく、体験することができました ^^ 。
そして、
今回の沖縄滞在中の、メインイベントは、
皆既月食でした。
実は、
この、皆既月食、
人間意識の、わたしたちとしては、
沖縄行きを計画し、予約手配した段階では、
それが起きることを、まったく、知りませんでした。
それどころか、
ほんの、数週間前まで、
それがやって来ることを、まったく、知りませんでした。
ところが、
人間意識の、わたしたちが、
人間としての、様々な事情を、勘案し、調整した結果、
『偶然』に、
滞在最終夜が、その夜と、重なりました。
その日は、朝から、
雲が立ちこめたり、晴れ渡ったりを、
幾度となく、繰り返していました。
そして、夕暮れ過ぎからは、
その日で、最も厚い雲々が、垂れ込めていました。
しかも、
春休みで、ごった返した、ホテルのレストランは、
テーブルへ案内されるまでの時間が、まったく読めず、
また、
朝から、全力で、
各種のイベントやアクティヴィティーを、満喫していた、
子どもたちは、
食事の準備が整うことを、待ち切れず、
早々と、夢の世界へと、歩み進んでいってしまいました ^^; 。
そんなこんなで、
皆既時刻がやって来たときには、
ちょうど、名前を呼ばれ、席に通され、食事を選び ...
と、バタバタしていて、
ふと、気がついたときには、
すでに、皆既が始まっている時刻でした。
「でも、どうせ、雲に隠れて ... 」
と、諦めがちにつぶやく、一人の『エゴちゃん』の声を聞きつつ、
しかし、ただ、席を立ち、外に出て、夜空を見上げる『僕』が、目にしたのは、
南国の樹々の合間に、ひっそりと身を置いた、
赤く、暗く、淡い、
見慣れない、お月さまの、お姿でした。
(この写真では、赤くありませんね ^^; )
前回の、皆既月食と同様に
(よろしければ、過去記事「皆既月食に(2014年10月8日)」をご覧ください)、
今回も、
この、
「月の『欠け、満ち』」
を見ながら、
改めての、
「エネルギーの交代」
「光の交代」
を、
祈り、想って、いました。
しかも、
「清明」の前日での、皆既月食を、
「清明祭」を、三大行事の一つとしている、沖縄の地で、迎えたことに、
その『偶然』に、
その想いを、
新たにしました。
「清明祭」では、
お墓の前に、場合によっては、一族みなが集まり、
先祖を供養し、宴が催されるのだそうですね
(そのために、沖縄のお墓は、あんなに、大きいんですね!)。
過去を敬(うやま)い、赦(ゆる)し、癒(いや)し、
広く家族として敬愛し、広く家族として共に慶(よろこ)ぶ ...
そんなエネルギー・意識への転換が、
沖縄の地から始まり、
沖縄の地から進み、広がっていくことを、
祈り、願っていました。
帰路の、機中では、
2度にわたって、
『虹(7色の光)』を、目にしました。
僕、個人として、
常々、
「個人的な『OK』サイン」
として、認識し・捉えている、
『虹』を、2度、目にして、
今回の沖縄訪問・滞在が、
「『エゴ』としての、僕個人・僕の家族」
にとっても、
「『全体』としての僕、『宇宙』としての僕」
にとっても、
「どちらにとっても、OKだった」
ものと、
勝手に解釈し、
勝手に納得し、
勝手に満足して、
楽しかった、幾多の出来事、それぞれを、
幾度も、反芻(はんすう)しながら、
細やかな温かい周波数に満たされての、
家路となりました。