2016年11月15日火曜日

2016アメリカ旅行20 シャスタ2日目 Stand By Me


 マウントシャスタでの、2日目。
 
 この日は、
 朝食前に、起き出して、
 マクラウドの町を、散策してみました。
 
 すでにご紹介済みですが、
 このときには、
 不思議な形の雲が、
 シャスタの山頂付近から、たなびいていました。


 
 マクラウドの町は、
 ほんとうに、とてもこじんまりとしていて、
 静かで、穏やかで、
 こころ落ち着く、素敵な場所でした。
 
 そこを、
 風もなく、相変わらずの快晴の下、
 ゆったりと、歩き回ってみました。
 
 旅行中で、
 基本、興奮状態の中に、
 のんびりとしたこころ持ちを、
 入れることができました。
 
 
 朝食後、
 この日は、まず、
 シャスタの東側に、行くことにしていました。
 
 マクラウドを出て、
 前日と同様、道を東に進みます。
 
 マクラウド滝に行ったときには、
 道を離れ、右折した場所を、
 そのまま、通り過ぎます。
 
 しばらくすると、
 道が、ずっとまっすぐに伸びていることを、
 目視できるポイントがありました。


 
 雄大さを、
 改めて、体感します。
 
 この間、
 ずっと、森の中を進んで行きます。
 
 緑の濃さを、深さを、
 味わいました。
 
 
 宿を出て、
 30から40分ほど、経ったころでしょうか。
 道が、ゆったりと、右に曲がって行き、
 南に向かって進むようになります。
  
 このあたりでは、
 森から出て、
 牧草地や、耕作地も、目に入るようになってきます。
 
 さらに、10分ほど進むと、
 道が、ゆったりと、下るようになり、
 
 そして、
 はっきりと、坂を下っていることを感じられます。
 そこには、道の左側に、
 このような看板が、立っています。


 
 そこからは、
 その先に、橋が見られ、
 川があることが、分かります。
 
 そこを、
 看板のとおり、左に折れます。
 
 道は、ほとんど通るものなど無いくらいに、
 細く、マイナーな感じですが、
 しかし、ちゃんと、舗装されているので、
 ゆっくりと進みさえすれば、問題ありません。
 
 数分で、
 目的地に着きます。
 
 そこには、
 このような橋が、あります。


 
 
 映画「スタンドバイミー( Stand By Me )」は、
 そのほとんどが、
 北隣の、オレゴン州で、撮影されたようですが、
 
 ポイントである、
 線路のシーンについては、
 多く、カリフォルニア州で、撮影され、
 
 特別印象的な、
 「橋」のシーンは、
 ここ、マウントシャスタで、撮られていたことを、
 事前に、ネットから、知っていました。
 
 その映画のことは、
 「主題歌」と「リバー・フェニックス」のことくらいを、
 知っていただけで、
 ほとんど、記憶には無かった、僕ですが、
 
 せっかくだからと、
 日本を発つ前に、
 裕子さんと二人で、観て来ていました。
 
 僕個人としては、
 それでも、やはり、残念ながら、
 作品そのものからは、
 『特別には』、「何か」を受けることはありませんでしたが
 
 (ピース綾部氏とは、違いました)、
 
 ただ、
 その、橋については、
 せっかくだし、ぜひ、見ていみたいと、
 感じるくらいには、
 作品に、親近感を感じていました。
 
 
 主人公が、
 「トゥ〜レ〜〜イ〜ン」
 と叫び、


 
 蒸気機関車から、
 懸命に逃げる、
 この、シーン。




 
 そのままの橋が、
 そこに、ありました。



 
 橋は、
 川の上に、架かっているように、見えたのですが、
 
 より正確には、
 この川(ピット川)、下流部でせき止められて、
 ブリットン湖( Lake Britton )という、
 湖になっています。



 
 なので、この橋が架かっている場所も、
 正確には、ブリットン湖なのかもしれません。
 
 ゆったりとした流れの、
 美しい水面が、
 橋の真下にも、横にも、
 広がっていました。



 
 
 橋は、
 僕が見た限り、
 当時のまま、残っていましたが、
 
 線路は、ありませんでした。
 
 廃線と、
 なっていしまったのでしょうね。
 
 主人公たちを轢きかけた、
 蒸気機関車が、過ぎ去って行った場所は、
 
 このように、
 かつての面影を遺したままに、
 遠方まで、続いていました。


 
 自分の中の、
 「ミーハー気分」を、
 しっかりと、満たしてあげることができ、
 満足でした。

 あの有名な楽曲を、
 この日一日、
 脳内再生していました。