2016年11月10日木曜日
2016アメリカ旅行16 シャスタ1日目 マクラウド滝
マウントシャスタ滞在、
1日目、
朝食を終えた、僕らは、
チャックイン手続きを済ませると、
さっそく、
シャスタ観光に出かけました。
どこを訪れるかについては、
日本に居る間に、
入念に、下調べを済ませていましたが、
その他の情報も、手に入るかもしれないと、
チャックインの際に、
すさなさんに、お勧めを尋ねてみました。
教えていただいた場所・情報は、
基本的に、すべて、
すでに日本で、入手できていたものばかりでした。
ただ、
「まず、マクラウド滝に行きなさい」
と、
勧められました。
この言葉に、
従ってみることにしました。
マクラウド滝( McCloud Falls )は、
マクラウド川( McCloud River )にある、
上・中・下( Upper, Middle, Lower )の、
3つの連なった滝の総称です。
名前のとおり、
マクラウド(の近く)にあり、
宿からは、
車で15分ほどの距離でした。
ちなみに、
マクラウドは、
フライフィッシングで、有名らしいです。
マクラウド川をはじめとする各所で、
マスなどを釣ることが、できるようです。
まず、
駐車場のある、
ローワーフォール(下滝)に、向かいます。
そこに、車を停め、
水着に着替え、
荷物を持って、
出発。
ローワーフォールは、
駐車場の目の前にあります。
事前に調べた情報では、
そこで、泳げるようでした。
そのつもりで、
先に、ミドルフォール(中滝)まで歩いていって、
それを見てしまうつもりでした。
ミドルフォールまでは、
川沿いの、樹々の間を縫う、平坦な道を、
30分ほどの、手軽な、散策。
ただ、
この日も、快晴で、暑く、
暑がりな、わが子たちは、
それだけで、バテ気味でした ^^; 。
ちなみに、
宿のスタッフの方が言っていた情報では、
僕らの滞在中、4日間ほどは、
気温が、
これまた、36℃以上が、続くとの予報でした
(おそらく、実際、そのくらいだったと思います)。
普通であれば、
「避暑地」マウントシャスタ、なのだそうですが、
ここでも、
僕たちは、暑さに、囲まれていました。
あるいは、
僕たちは、暑さを纏(まと)い、旅していました。
でも、
日本とは違う景色で、
セドナでのハイクとも、
ある種、対照的な感じの景色で、
新鮮で、
そんな中、会話も弾み、
どうにか、すんなりと、
目的地に着きました。
樹々の間から見えてきた、
ミドルフォールは、
先ほどの、
とても小振りな、ローワーフォールとは違い、
しっかりとした落差のある、
堂々とした、立派な形(なり)の、
滝でした。
そして、
僕としては、驚いたことに、
多くの人が、
そこで、泳いでいました。
そこで、
急遽、
僕らも、こちらの滝で、泳ぐことにしました。
水辺へのアプローチは、
大小の岩の上を進む形で、
子どもたちの手を取り、
そろそろと、進んで行く必要があり、
また、川に入ってからも、
子どもたちが、ちゃんと足が届く場所は、
僅かしか無く、
そんなことからすると、
やはり、
ローワーフォールのほうが、
「水遊び」には、適していると、思いました。
でも、
高校生くらいの子どもたちを中心に、
多くの人々が、
そこで、はしゃぎ、遊ぶ様子を、目にして
(下の写真の、一番左上の、崖の上に居る男の子は、
この後、そこから、水に飛び降りていました)、
こどもたちも、
躊躇無く、水の中へ、入っていきました。
僕は、はじめは、
近くで、その様子を見ていましたが、
楽しそうに、
泳いだり、水中を覗いたりしている様子を見て、
また、
中程は、川の流れがあるものの、
脇に居れば、ほとんど流れも無く、
危険は無さそうに感じたので、
子どもたちの元を離れて、
僕も、
しっかりと、泳ぐことにしました
(裕子さんは、川岸から離れたところに居ました)。
完全な「川」で、流れもあるので、
はっきり言って、
水は、冷たかったです。
でも、
心を決めて、入ってしまえば、
気温が高く、陽ざしが強かったこともあり、
しばらくは大丈夫、なくらいの、冷たさでした。
僕は、
滝の下まで、泳いでいきました。
水の冷たさが、
一層、「内」に意識を持っていきます。
「自分の行為」に、
意識を集中し、
一かき一かき、
しっかりと、泳ぐことができました。
途中まで進むと、
水流の中心に入り、
徐々に、進む速度が、遅くなります。
滝のしぶきが届くところまで来ると、
かなり懸命に泳がないと、
ほとんど進めないくらいになります。
最後は、懸命に泳ぎ、
滝の流れの真下に、着きました。
高さがあるためか、
水は、拡散していて、
受ける衝撃は、ほとんどありませんでした。
「不要なものを、手放します。
不要なものを、落とし、流します。」
マクラウド川の、水の力をお借りして、
アメリカの自然の力をお借りして、
「禊(みそ)ぎ」をしました。
冷たい水に、感覚が尖(とが)り、
意識は、くっきり鋭敏になりました。
その後、
こんどは、流れに沿って、身を任せ、
浮かんで、流されてみました。
強い陽射しが、
目から、体表から、
『僕』という存在の「核」に、
差し込んできました。
「水」と「光」で、
清められた気がしました。
気持ちの良さに、
時間をおいて、
もう一度、
滝に打たれました。
マウントシャスタに着いて、
まず最初に、
これをする必要があったことに、気づきました。
『流れ』は、
常に、起きていました。
水が冷たく、
時間としては、
1時間足らずだったと思います。
でも、
存分に、遊ぶことができました。
ローワーフォールに戻る途中には、
また、鹿に出会いました。
ローワーフォールでは、
先ほどは、1家族だけだったのに、
たくさん人々が、
飛び込んだり、泳いだりして、
楽しそうに、騒がしく、遊んでいました。
でも、
やはり、ミドルフォールで遊んできて良かった、
と、思いました。
それに、
「真夏」に来たからこそ、
泳ぐことができたので、
この時期、
子どもの夏休み期間に来たことが、
とても良かったと、思いました。
川で、泳げる方で、
泳げる時期に、いらっしゃる方は、
ぜひ、こちらで、泳がれることを、お薦めします。
昼食は、
マクラウドで、食べることにしました。
昼にも、
マウントシャスタは、よく見えていました。
日本に居る時から、
調べて、気になっていた、
バーガーショップに、行くことにしました。
店内は、
僕がイメージしていた「バーガーショップ」そのもの、
な感じで、
朴訥としていて、落ち着いていて、
とても好感が持て、
ゆっくりと、楽しく、食事ができました。
食事の間中、
地元の人達が、買いに、食べに、
集まってきていました。
" Floyd’s Frosty " という名前のとおり、
シェイク( Shake )も、とても評判が良いみたいで、
僕たちは、
ハンバーガーと、フィッシュアンドチップス、オニオンリング、
そして、フレッシュイチゴのシェイクを、注文しました。
ハンバーガーは、
ミートが、しっかりとした、味と歯ごたえで、
素朴で、美味しかったです。
フィッシュアンドチップスは、
良くも悪くも、「普通」でした。
デザートで食べた、
イチゴシェイクは、
評判どおり、とても美味しいものでした。
アメリカで言う「シェイク」とは、
アイスクリームと、ミルクと、フルーツを、
ミキサーで、混ぜたもの、らしいです。
で、
この店には、
「普通の」イチゴシェイクと、
フレッシュ( Fresh )イチゴのシェイクとが、あって、
「普通の」イチゴシェイクが、
冷凍のイチゴを使っているのに対し、
僕らが頼んだのは、
生のイチゴを使用していて、
おそらく、それゆえに、
とても美味しいシェイクでした。
アメリカらしいデザートを、
とても美味しく食べられて、
とても良い体験でした。