ヨセミテバレーを出て、1時間弱で、
無事に、
グレーシャーポイント(Glacier Point)に着きました。
昼間の渋滞は、
予想どおりに、解消されていて、
すんなりと、たどり着くことができました。
そして、 着いてみても、
人の数は、「混雑」というほどではなく
(それでも、やはり、多くの人々で、賑わっていました ^^ )、
駐車場にも、すぐに、停められて、
「このような流れになって、良かった」
と、
改めて、思いました。
グレーシャーポイントは、
ヨセミテ随一の、「展望ポイント」で、
ヨセミテバレーの、外にあり、
ヨセミテバレーの、縁(ふち)にあります。
ヨセミテバレーから、
車で、約1時間かけて、
およそ1,000m、上って行った、
バレー(谷)を取り囲む、
断崖の、縁の、一箇所です。
なので、
ヨセミテを、遥(はる)か、見渡すことができる、
と同時に、
ヨセミテバレーを、真上から、見下ろすことができます。
車がないと、
なかなか、訪れようとは思わないかもしれませんが、
ヨセミテに行かれた方は、
ぜひ、訪れることを、強く、お薦めいたします ^^ 。
特に、子どもが居る場合などは、
トレッキングなどが、難しいと思いますので、
歩く必要なく、絶景が見られる、
ここ、グレーシャーポイントは、
外せないばしょでは、と、思います。
さて、
ヨセミテバレーを出たのが、遅かったので、
グレーシャーポイントに着いたときには、
もう、陽射しは、横向きでした。
まず、目に入ってきたのは、
ヨセミテの象徴、
ハーフドームでした。
横からの陽ざしを受けた、
ハーフドームを、
真横から、ほぼ同じ高さから、
眺めることができました。
横から眺めてみると、
ハーフドームは、
シャチそっくりでした! ^^
「丸い目」があり、
腹側は白く、
まるで、愛らしいシャチそのもの ^^
その、ハーフドームを、
陽が当たらなくなり、
周りが、
オレンジから、薄紅くなるまで、
ずっと、眺めていることができました。
「ほんとうに、ほんとうに、
この時間に来る『流れ』になって、良かった!」
こころから、そう、思いました。
陽ざしは、
変わらず、強烈なままの、一日でしたので、
エルキャピタンの横に、
沈み行くときには、
太陽は、鮮烈な輝きを置き土産に、
消えて行きました。
グレーシャーポイントから覗くと、
眼下には、ヨセミテバレーが、一望でき、
そして、すぐ真下には、
今日、僕たちが泊まるロッジが、見下ろせました。
しかし、
その高低差、975m!
覗き見るときの怖さと、
「すぐ真下」ながら、約1,000mの距離とで、
どの建物であるかは、
確認できないほどでした。
その分、
見晴らしは、最高でした。
日が沈み、
薄暗くなってからも、
飽くことなく、ずっと、
刻々と変わりゆく、色彩や明度を味わいつつ、
ヨセミテを、眺め続けていました。
そのころには、
あの、暑かった気温も下がり、
肌にも、心地よさが、沁み込んできていました。