2017年3月23日木曜日

2017ハワイ旅行6 ハワイ島1 マウナラニ( Mauna Lani )、シェルター・ケイブ( Shelter Cave )


 さあ、着きました、
 ハワイ島!
 
 こちらも、
 思っていたほどには、気温は高くなく、
 
 でも、
 オアフ島に比べると、気温は高く、陽ざしが強く、
 なにより、空気が爽やかです。
 
 振り返ってみると、
 結局、この日が、一番の好天・快晴だった、
 ということも、あると思いますが、
 
 そのおかげで、
 ハワイ島に降り立った、瞬間から、
 
 こころが、開放、全開!
 気持ちも、自然、高まります。
 
 「ハワイ島で、一番の好天」ということで、
 この日は、
 マウナケア山( Mt. Mauna Kea )も、
 雲一つかかるなく、全容を見せてくれていました。


 
 これについては、また、後ほど。
 
 
 さて、
 まずは、レンタカーを借りましょう。
 
 コナ( Kona )国際空港の前の道には、
 飛行機の到着に合わせて、
 ひっきりなしに、レンタカー各社の送迎バスが、やって来ています。
 
 事前に予約していた会社のものを見つけ、乗り込みます。
 
 ものの5分で、事務所に到着。
 
 今回は、
 僕にとっては、ちょっと大型の、
 4WDのSUVを、レンタル。
 
 今後、マウナケア山や、サウスポイントなど、
 ちょっと手強い道に遭遇したときのために、
 このような、頼りがいのありそうな、タフな車を、お借りしました。


 
 日本で、これよりも大きなバンを、運転したこともありますが、
 でも、普段は、
 「コンパクトカー」と呼ばれるサイズを運転しているので、
 
 そして、なにより、
 前回のアメリカで、普段よりも一回り大きな車を運転したときに、
 どうも、運転し辛かった、記憶・印象があったので、
 
 今回、この車を運転するに当たって、
 事前には、少々、いえ、かなり、不安だったのですが、
 
 蓋を開けてみれば、まったく、問題なし!
 
 むしろ、快適で、楽しくて、
 車数の少ない、ハワイ島の道の効果も、相まってか、
 最高に楽しい、ドライブを楽しむことができました。
 
 今後、日本でも、
 このタイプの車に乗りたくなるほど、でした ^^ 。
 
 
 前回、アメリカでは、
 「左ハンドル・右側通行」に、
 最後まで、慣れることができなかったのですが、
 
 今回は、
 はじめから、戸惑うこともなく、
 すんなりと、楽しく、鼻歌まじりに、運転できました。
 
 前回の体験が、生きているのと、
 ハワイ島の道が、広く、開けていて、車も少なく、
 運転し易かった、というのが、大きいと思います。
 
 加えて、出国前に、義弟から、
 アメリカでの、車の運転の「コツ」を、伝授してもらったのが、
 効いているようでした。
 
 そんなことで、
 この車のおかげで、アメリカでの運転に慣れたおかげで、
 今回は、ハワイ島を、大満喫することができたのでした。
 
 車さん、ありがと〜う。
 
 
 さあ、
 車も、無事、借りることができましたので、
 いよいよ、ハワイ島の旅を、スタートです。
 
 まずは、空港から、北に向かいます。
 
 最初の目的地は、
 マウナラニ( Mauna Lani )です。
 
 「ハワイ島」そのものが、強力な「パワースポット」だと、
 よく、耳にする中、
 
 「マウナラニ」は、
 「マウナラニ」単体で、
 『世界三大パワースポット』の一つと、呼ばれているのだそうです。
 
 いったい、誰が、いかなる理由で、どう選択したものなのか、
 よく分からない、『世界三大パワースポット』なるものですが、
 
 まあ、ここは、いろいろと邪推するのは避けて、
 素直に、「マウナラニ」を楽しみましょう
 
 (ちなみに、その他の、『三大』スポットとしては、
  一つは、「セドナ」、
  もう一つは、フランス「ルルド」だったり、「バリ島」だったり、
  するみたいですよ)。
 
 
 そもそも、この場所は、
 古くは、カラフイププア( Kalahuipua'a )と呼ばれ、
 
 既出の、ハワイ島の、フアラライ山、マウナケア山、だけでなく、
 マウナロア山( Mt. Mauna Loa )、コハラ山( Mt.Kohara )、
 加えて、
 海を挟んだ向かいの、マウイ島ハレアカラ山( Mt. Haleakalā )
 といった、
 
 ハワイの人々にとっての、
 聖なる山々に囲まれた、一帯で、
 
 古来より、
 マナ( Mana )と呼ばれる、気・エネルギーが、
 特別に強い場所だと、されていたみたいです。
 
 ハワイ王朝時代には、
 王族の人々が食するための、魚を養殖する、
 養魚池(フィッシュポンド: fish pond )があり、
 
 これは、いまも、
 大切に保存されています。
 
 『世界三大パワースポット』と呼ばれるゆえんは、
 どうやら、そのあたりに、あるみたいです。
 
 
 そして、この地が、
 「マウナラニ」として、リゾート地として、
 いま、存在している経緯ですが、
 
 自身、ハワイ王朝の血を引く、
 「ハワイのゴルフ王」と呼ばれた、フランシス・ブラウン氏が、
 
 カメハメハ大王の子孫から、
 この土地を購入します。
 
 その彼が、
 東京オリンピックの際に、
 ゴルフを通じて知り合った、
 東急グループ総帥の、五島昇氏と、意気投合し、
 
 「真に癒される、リゾートの理想郷」を夢見て、
 カラフイププアに、リゾートを作りました。
 
 それが、「マウナラニ」なのだそうです
 (以上の情報は、 こちら のページを参照しました)。
 
 なので、こちらは、
 できた当初から、いまでも、東急のリゾートです。
 
 
 フランシス・ブラウン氏は、
 結局、完成を待たず、他界されたそうですが、
 その場所が、「ペプルビーチ」だったそうなので、
 
 とっても細かいのですが、
 そんなことからも、
 今回の、僕たちの旅行の「流れ」というものを、
 感じました
 (過去記事『 2016アメリカ旅行32(終) 旅の終わり 』)。
 
 
 「細かいこと」といえば、
 先ほど参照したページでは、
 ブラウン氏が、この土地を購入した経緯と、
 映画「ファミリーツリー」のストーリーの類似性について、
 触れています。
 
 これも、縁 ですね ^^
 (過去記事『 I do NOT deserve more ! 』)。
 
  
 
 さて、
 そんな、「マウナラニ」ですが、
 
 既述のように、
 山々に囲まれた、マナあふれる場所だそうで、
 
 実際、
 先の、マウナケアの写真は、
 この場所から、撮ったもので、
 
 ここからは、
 海と反対側、真正面に、
 マウナケアの全容が、くっきりと、見えました。

(もう一度、載せますね)

 この日、
 この場所を離れるときには、
 もう、すでに、雲が流れてきて、雲に隠れはじめていたので、
 
 このように、スッキリと、雲一つなく、
 その山容を見せてくださったのは、
 このとき、一度きりでした。
 
 
 ハワイの地にあって、
 その山頂付近には、くっきりと、「雪」が見えていますね。
 
 その山容からは、
 いまひとつ、標高4,207 mという高さが、実感できないのですが、
 
 「雪」という、なによりの物的証拠が、
 有無を言わさず、それを、信じさせてきます。
 
 それにしても、
 美しいお姿ですね。
 
 
 ちなみに、
 その、お名前の、「マウナケア」ですが、
 「マウナ( Mauna )」が、ハワイ語で、「山」、
 「ケア( Kea )」が、「白」、
 
 冬期に、山頂に見られる、雪から、
 「白い山」と、呼ばれるようになったそうです。
 
 その名前の由来である、
 「白さ」を、「雪」を、見られて、
 この時期に訪れることができて、
 改めて、良かったなと、感じています。
 
 そうかぁ、
 「マウナケア」は、「白山」なんですねぇ。
 
 それに、「マウナ( Mauna )」と、英語の " Mountain " 、
 似てて、面白いですねぇ。
 
 ちなみに、
 ニュージーランド、マオリの言葉だと、
 山は " Maunga " ですね。
 同じポリネシア語で、語源は一緒でしょうね。
 
 
 さてさて、
 で、「マウナラニ」ですが、
 
 ここを訪れた理由には、
 まず、その、
 『世界三大パワースポット』と呼ばれる、エネルギーを、
 体感してみたかった、
 というものがあります。
 
 加えて、一カ所、
 ぜひぜひ、行ってみたいと思っていた場所があります。
 
 以前にもお伝えしましたが、
 前回のアメリカ旅行で、シャスタに行った際に、
 宿で、「ハワイ島通」の方に、出会いました。
 
 今回、ハワイ島に、初上陸するにあたり、
 その方に、お薦めポイントをお聞きしたのですが、
 
 その中の一つに、
 今から訪れる場所が、ありました。
 
 「シェルター・ケイブ( Shelter Cave )」と呼ばれる、
 溶岩台地に開いた、洞窟です。
 
 
 この洞窟には、
 天井に、一カ所、穴があいているところがあり、
 
 洞窟に入り、その穴の下に立つと、
 穴から差し込んだ、太陽の光によって、
 その人の「オーラ」が、照らし出されるそうなのです!
 
 そう聞くと、行ってみたいですよね?
 
 幸い、この日は、快晴で、
 強すぎるほどの陽ざしが、降り注いでいます。
 
 絶好の、シェルター・ケイブ日和です ^^ 。
 
 
 シェルター・ケイブは、
 マウナラニの、
 「カラフイプアア・ヒストリック・パーク( Kalahuipua'a Historic Park )」
 にあることは、事前の調査で、分かっていました。
 
 でも、詳しい場所は、分からなかったので、
 またまた、
 セドナでの「 バーシング・ケイブ 」や、
 シャスタでの「ハートレイク( 前編後編 )」のときのような、こころ持ちで、
 現地に向かいました。
 
 それにしても、いい天気過ぎて、
 正午を回って、いよいよ、「暑い!」感じになってきました。
 
 そして、ヒストリックパークに入ると、
 そこは、溶岩台地。
 むき出しの、黒い岩肌で、
 ますます、体感温度が暑くなり、
 ついに、「暑すぎる!」感じになってきました。
 
 そして、この、溶岩台地には、
 各所に、溶岩洞窟( Lava Tube )が、開いています。


 
  「あっ! あった」
  「いや、違う」
  「あれ? これかも!」
  「いや、違う ... 」
 を、
 3回ほど繰り返し、
 ただでさえ、暑くて、バテはじめたところに、
 嫌な雰囲気が漂いはじめます。
 
 でも、今回は、とても狭い範囲が、確定されているので、
 大丈夫なはず。
 
 とにかく、信じて、先に進みます。
 
 
 すると、
 車を駐車した、入り口側からすると、
 一番奥、海側のほうに、
 ありました、ありました!
 
 そこには、
 このような看板が立っています。


 
 そこを、奥に入っていくと、
 日本人の、若い女性二人と、
 西洋人のカップル、二人が、既にいました。
 
 西洋人たちのほうは、カメラを三脚に立てて、
 本格的な撮影をするつもりらしく、
 暗に、先を譲ってくれます。
 
 日本人二人は、もう、撮影を終えたのかな?
 光の差すところには、進んでいきません。
 
 それでは、
 遠慮なく、行きましょう。
 
 
 そこは、
 このような感じで、
 光が、降り注いでいます。


 おぉ〜!
 強く太い光が、スポットライトのように、
 降りていますね。
 
 周りの地面が、
 青っぽく見えます。
 
 それに、ご覧のとおり、
 光のチューブのようなものが、
 くっきりと、見えていますね。
 
 UFOに吸い上げられるときの、
 あの、光の柱のようです ^^ 。
 
 僕たちは、一人ずつ、順番に、
 その下に立ち、写真を撮りました。
 
 僕の番です。
 その下に立つと、
 陽ざしが、直接、脳天に射し、
 いやぁ、暑い! ^^
 
 強烈な、凝縮されたような、光に、
 感じられました
 (感想には、あくまでも、個人差があります ^^ )。
 
 そして、僕の写真が、こちら。


 
 いやぁ、
 「オーラ」がどうこうというか、
 ただ単に、頭が、異常に、反射しちゃってますね!
 
 でも、まあ、楽しい、いい体験ができました。
 
 ご参考のため、
 場所詳細を、GoogleMapで、示しておきます。
 
 リンク先地図の、穴のところが、
 シェルター・ケイブの入り口です。
 
 マウナラニ( Mauna Lani )「シェルター・ケイブ( Shelter Cave )」
 https://www.google.co.jp/maps/@19.9417613,-155.8661785,74m/data=!3m1!1e3
 
 ちなみに、
 駐車場は、この、ヒストリックパークの中、東側(地図右側)に、あります
 (マップの中では、丸く、樹々に囲まれたところ)。
 なので、この探索は、迷わなければ、徒歩10分もかかりません。
 
 
 さあ、
 無事に、シェルター・ケイブにも、行くことができ、
 みんなの、「オーラ写真」を撮影したので、
 
 次は、もう一つの、目的地、
 フィシュポンドに、行きます。
 
 先の、リンク先地図をご覧くださった方は、お分かりと思いますが、
 シェルター・ケイブから、フィシュポンドは、
 目と鼻の先、徒歩1〜2分ほどの距離です。
 
 シェルター・ケイブから、来た道を、そのまま奥に進むと、
 すぐに、目の前に、フィシュポンドが見えます。


 
 「ホペアイア・フィッシュポンド」という名前が、ついているようですが、
 ここは、事前のイメージ、そのままの、
 とても独特な雰囲気の、「気のいい場所」といった印象を受けました。
 
 落ち着いた、柔らかな、清潔な場所で、
 僕の印象だと、ここだけ、時間の流れが違うというか、
 ここだけ、古くから取り残されているというか、
 ここだけ、過去と直接繋がっているというか、
 
 なんか、とても肯定的な意味で、独特な印象を受けました。
 
 裕子さんも、気に入ったみたいで、
 なにか、お祈りのようなものをしていました。
 
 フィッシュポンドは、
 もう一つ、より大きなものが、続いて、あって、
 さらにその先が、海になっています。


 
 僕は、娘と二人、
 先に、海まで、歩いていきました。
 
 その先のビーチは、
 海の水の透明度も、そこそこでしたし、
 足元は、溶岩まじりで、
 泳ぐには、少々、厳しそうでしたが、
 
 でも、ハワイ島で、最初に接した海。
 手を浸し、まずは、ご挨拶をしました。


 ここから眺めると、
 海の先には、
 マウイ島が、しっかりと、見えていて、
 とても美しい光景でした。

(ヤシの木越しに、マウイ島が見えています)

 マウナラニ・リゾートに滞在して、
 ビールでも片手に、ゆっくりと、眺めているには、
 最高そうな、海でした。
 
 
 さあ、
 楽しみにしていた、マウナラニを、
 満喫することが、できました。
 
 車に戻って、先に進みましょう。