(「 あえて、何もしない 」の続きです)
それで、このゲームを開始するために、
神から分離して、
え~、神から分離した途端に、欠乏感を感じ、
「『足りない』と思った意識は、どうするか?」
っていうと、
「このままではいけない」
という感覚が湧いてくるんですね。
そこで、「このままではいけない」という感覚が、
この社会、3次元世界を動かしてきたわけです。
すなわち、
「このままではいけない」という考えが、
この無限の神から、3次元の自我を作る、
この下向きの行動の原点になってるんですね。
で、
これから、神に対して、還っていくんです。
これ、上向きなんです。
この原点が、
「このままで何も問題ない」
っていう価値観なんですね。
「このままではダメだ」
という考えを進めていくと、
神から分離する方向に行きます。
だって、神さま、
「このままじゃいけない」なんて
思ってるはずないですですからね。
ですから、どんなニュースを見ても、
「このままで何も問題ない」
という意識で見られるようになったら、
問題がすべて消えてしまうわけですね。
「問題が無い」わけですから。
問題が無くなる。
問題が無くなったら、
現実を変えようとしなくなる、
操作しなくなる、
コントロールしなくなるんです。
現実に対して、操作しなくなる。
そうしたら、この現実社会、
必要なくなるわけです。
分かりますかね?
この現実社会に対して、一切、
「こうしよう」「ああしよう」という想念が湧かなくなったら、
この3次元ゲームが終わっちゃうんです。
することが無くなるわけです。
「このままじゃいけない」と思ったら、
することがあるわけです。
世の中、え~、悪い人がいるから何とかしようと思ったら、
ゲームが続けられるんですね。
ですから、
みなさんが「このままでいい」と思った時、
することが無くなって、
え、じゃあ、最初に言った
「規格を変えよう」「5次元ゲームを今度はやろう」と。
肉体も、この肉体じゃなくなってきてですね。
で、別のステージが用意されるわけです。
津留晃一 講演会CD『 人間とは 』 より