あの、今までは、あの、
「外に他人がいる」
という価値観で、生きてきたと思うんですね。
で、実は、
両方正しいんですね。
あの、つながってるんですね。
点と無限大は、つながってるわけなんです。
そして、その、そういう構造を、
あの、『ホロニック』、『ホロン的宇宙』っていう表現、使うんですけれども。
「『すべての個の中に、全体がある』で『全体の中に、個がある』」
という価値観で、価値観を使って、
今まで、こういう「下り」を動いてたわけですね。
一つであったものが、他人を創ることによって、
「自分の外に他人がいる」
っていう価値観で、生きてきましたね。
それは、実は、1/2(二分の一)の見方なんですね。
『ホロン的宇宙』っていうことを信じるならば、
「内側に、全宇宙がある」
これも、真理なんです。
「自分の外に、すべてがある」
のと同じように、
「内側に、すべてがある」
のも、真理です。
そして、今まで、全部、
「外に世界がある」
という観点から、
この宇宙を見て、体験してきたと思うんですね。
そこで、新たに、
「外には、何も無い」
という価値観を、今、伝えようとしてるんです。
「私が」、なんですけれども。
伝えようとしてるんです。
「外には何も無く、すべて内側にしかない」
という価値観だけでも、
ちゃんと生きていけるんです。
もう、「外に他人がいる」のは、十分知ってますから。
その考えを手放しても生きていけるし、
その時、今までと違う体験が始まります。
津留晃一 講演会CD『 人間とは 』 より