2013年11月13日水曜日

「外には何も無く、すべて内側にしかない」 という価値観だけでも、 ちゃんと生きていける

 あの、今までは、あの、
  「外に他人がいる」
 という価値観で、生きてきたと思うんですね。

 で、実は、
 両方正しいんですね。

 あの、つながってるんですね。
 点と無限大は、つながってるわけなんです。

 そして、その、そういう構造を、
 あの、『ホロニック』、『ホロン的宇宙』っていう表現、使うんですけれども。

  「『すべての個の中に、全体がある』で『全体の中に、個がある』」
 という価値観で、価値観を使って、
 今まで、こういう「下り」を動いてたわけですね。

 一つであったものが、他人を創ることによって、
  「自分の外に他人がいる」
 っていう価値観で、生きてきましたね。

 それは、実は、1/2(二分の一)の見方なんですね。

 『ホロン的宇宙』っていうことを信じるならば、
  「内側に、全宇宙がある」
 これも、真理なんです。

  「自分の外に、すべてがある」
 のと同じように、
  「内側に、すべてがある」
 のも、真理です。

 そして、今まで、全部、
  「外に世界がある」
 という観点から、
 この宇宙を見て、体験してきたと思うんですね。

 そこで、新たに、
  「外には、何も無い」
 という価値観を、今、伝えようとしてるんです。

 「私が」、なんですけれども。
 伝えようとしてるんです。

  「外には何も無く、すべて内側にしかない」
 という価値観だけでも、
 ちゃんと生きていけるんです。

 もう、「外に他人がいる」のは、十分知ってますから。
 その考えを手放しても生きていけるし、
 その時、今までと違う体験が始まります。


津留晃一 講演会CD『 人間とは 』 より