2014年8月4日月曜日
嫌な人
「嫌な人」
って、いますよね。
おそらく、どなたでも、
「あの人、嫌だなぁ」
「あの人、きらいだなぁ」
と思う人が、いらっしゃると思います。
では、
あなたが、嫌だと思う人って、どんな人ですか?
あなたが、きらいな人って、どんな人ですか?
ぜひ、
すこし、時間を取って、
すこし、考えてみてください。
そんな人のことを、
すこし、思い出してみてください。
そして、
「嫌だ」
と思う人の、
「嫌だ」
と自分に思わせる要素を、
ぜひ、
ピックアップしてみてください。
そうすると、
「嫌だ」
と、その人が、自分に、思わせる要素こそが、
じつは、
「自分が持っている『ブロック』だ」
ということに、気づかれると思います。
「あの人は、ずる賢いから、嫌い」
と思っている人は、
「『ずる賢い』ことは、良くない」
という『ブロック』(価値観)を、持っていますね。
「あの人は、いつも人の悪口を言うから、いやだ」
と思っている人は、
「『人の悪口を言う』のは、良くない」
という『ブロック』を、持っていますね。
「あの人は、ちょっと不潔っぽいから、好きじゃない」
と思っている人は、
「『不潔』なのは、良くない」
という『ブロック』を、持っているんですね。
津留さんが、CDの中で言っていますが、
「清潔なのが、いいこと」
「不潔なのは、良くない」
というのも、一つの価値観に過ぎません。
絶対的な真理では、ありません。
こうして見てみると、
つまり、
「嫌だ」「きらいだ」
と思う相手の人は、
「自分の持っている『ブロック』を刺激してくる人」
なんですね。
「その人が、自分の持っている『ブロック』を刺激してくるから」
つまり、
「その人に会うと、自分の持っている『ブロック』が刺激されて、
刺激された『ブロック』が反応し、
その結果、それが身体に作用し、不快な感覚が身体にもたらされる」
から、
その人が、嫌いなんですね。
ここでも、やはり、
外の世界に、絶対的に、
『嫌な人』『きらいな人』『良くない人』
が存在しているわけではなく、
あくまでも、
「自分の内側の『ブロック』次第」
で、
「嫌に感じる人」
「きらいに感じる人」
「良くないと思える人」
が、居るんですね。
そして。
そんな『嫌な人』『きらいな人』は、
じつは、
「自分が持っている『ブロック』に、気づかせてくれる人」
「自分の『ブロック』に気づくチャンスを与えてくれる人」
である、と言えます。
見方を変えてみれば、
じつは、
そんな人は、
「自分が持っている『ブロック』に、気づかせてくれる人」
「自分の『ブロック』に気づくチャンスを与えてくれる人」
である、
ということに、気づかれると思います。
ここで、
「わざわざ、嫌いな人に近づきましょう。まとわりつきましょう」
なんていう、『 浄化ドM道 』をお勧めするするつもりは、
まったくありません ^^ 。
僕自身、そんな『強者(つわもの)』ではないし、
そんな厳しい道を、あえてお勧めするつもりも、ありません。
ただ、
そんなふうに思えると、
「『嫌いな人』って、じつは、ありがたいのかも ... 」
そんなふうに思えると、
「嫌な人だから、すぐに、遠ざかりたい」
「きらいな人だから、避けたい」
そんな自動反応に、
一度、ストップがかかるかもしれません。
そして、
「わっ、嫌だ!」
という反応が、不快さが、
すこし、和(やわ)らぐかもしれません。
そして、
すこし、気が楽になり、
そして、
すこし、浄化を進められるかもしれませんね。
そんなふうに、思います。