2014年8月21日木曜日

暑さを『感じ』、痛みを『感じる』


普段、
まったく、テレビのニュースに接することがなく、
ネットでも、
ニュースを目にしないのですが、

今日は、
たまたま、テレビのニュースが目に入り、
広島で、多くの犠牲者が出たことを、知りました。

謹んで、
お見舞い申し上げますとともに、
ご冥福をお祈りいたします。



さて、
今日は、
本当に、暑かったですねぇ〜!

その、陽射しの強さたるや、
凄まじかったですね。

この写真では、
はっきりとは写っていないかもしれませんが、
太陽の周りにある雲は、
その、陽射しの強さで、
かなりはっきりとした『彩雲』になっていました。





さて、
今日、
直射日光を浴びながら、歩いているときには、
もう、相当に、暑くて、
もう、相当に、不快でした。

今日は、
日中に、
買い物に出かけたのですが、
外を歩いているときには、
強烈な陽射しを、全身で、受けました。

そんなとき、
自分の内側で聞こえる『声』を、
しっかりと、聞いてみます。

すると、
 「うわぁ〜、暑い!」
 「ジリジリ焦げるよ」
 「頭も、すこし、クラクラする」
 「気分も、悪いなぁ」
 「不快だな」
そんな『声』が、
間断なく、
内側で、鳴り響いていました。

その声を、その内容を、
ちゃんと聞いてみたときに、
『自分自身で』、
 「不快だ」
と、言っていることに、気づきました。

 「不快だ」
と言っているのが、『自分』だ、
ということに、気づきました。


そこで、
そんな『自分』から、
一歩下がり、距離を置き、
その上で、
離れたところから、
改めて、
『暑さ』を、『感じ』てみることにしました。

すると、
予想通り、
『暑さ』は、
ただ、『暑さそのもの』でした。

『暑さ』は、
強烈に暑く、
そこに、『重さ』すら感じるほど、
強い『暑さ』でしたが、

でも、
そこには、
『不快さ』は、入っていませんでした。

 「不快さ」
 「辛さ」
 「嫌さ」
は、
そこには、その『暑さ』には、
感じられませんでした。

そのようにして『感じる』『暑さ』は、
たしかに、
つよく、重く、強烈でしたが、
でも、
『不快』では、ありませんでした。


ただ、
ちょっと、気を抜くと、
ちょっと、集中を切らすと、
ちょっと、油断すると ^^ 、

すぐに、
 「不快だなぁ〜」
という『声』が聞こえてきて、
それともに、
『不快さ』が、
『不快な感覚』が、
感じられるようになります。

そんなときは、
落ち着いて、
また、
そこから、一歩下がって、離れて、
そして、
『暑さ』そのものを、感じていました。

そうやって、
時間にして、おそらく、2〜3分の間、
『感じる』『暑さ』というものを、
『感じ』ていました。

その間、
『不快』では、ありませんでした。
『辛く』は、ありませんでした。

そして、
冷房の効いた建物の中に、入っていきました。


さて、
買い物も終わり、
再び、外に出たとき。

そこには、
やはり、まだ、
強烈な暑さが、強烈な陽射しとともに、
残っていました。

今回は、
はじめから、しっかりと、覚悟を決め、
そして、
はじめから、『暑さ』を『感じ』ていました。

陽射しを浴びた、その瞬間から、
『集中』して、『暑さ』を『感じ』ていました、

重い荷物を載せた、カートを、押しながら ...


すると、
あるところで、
カートが、突然、止まりました。

週末に開催される、盆踊り用に設営された、
特別通路のマットが、地面に、敷かれていました。

普段は、何も無いところに、
段差が、誕生していました。

カートは、
その段差を越えられず、
それで、
止まったのです。

ところが、
『暑さ』を『感じ』ることに『集中』していた僕は、
その、突然の動きに、まったく、対応できず、
足を、カートに、ぶつけてしまいました。

いつものように、
素足に、雪駄(せった)を履いていたので、
保護するものもなく、
左足の小指が、直接、カートに当たりました。


一瞬の、空白の後、
強烈な痛みが、
指を襲います。

その強烈さに、
まず、
 「わぁ、怖い!」
 「わぁ、嫌だ」
と、声を上げる、自分がいました。

そこでの、
 「怖さ」「嫌さ」
というのは、
 「その指が、どうなってしまっているのか」
を見るのが、知るのが、「怖い」「嫌だ」、
というものです。

小指を、
見ることができませんでした。

男って、
本当に、痛みに、弱いですよね ^^
(これも、『価値観』『記憶』ですが ... )。

それほど強力ではないんですが、
でも、
 「怖さ」「嫌さ」
が、しっかりあったので、
そこでは、とりあえず、
『痛み』のほうに、集中することにしました。

『痛み』は、けっこう、強く思いましたが、
でも、
圧倒されてしまうほどでは、なかったので、
とりあえず、
その『痛み』を『感じる』ことに、意識を集中しました。

しっかりと、
ただ、『感じ』ていました。

今回は、
ちゃんと、立ち止まり ^^; 、
だた、『感じる』ことに、集中していました。

おそらく、
その間、およそ、2分程度だと思います。

『痛さ』は、
はじめのうちは、
むしろ、強さを増していく感じでした。

「ズキン、ズキン」とした『痛さ』が、
左足小指の中央を、駆け上がっていきます。

でも、
やがて、その『強さ』は、減っていき、
『痛み』は、
徐々に、本当に、徐々に、ですが、
治まってきました。

それとともに、
気持ちも、
というか、
「怖さ」も、
落ち着いてきました。

ここにきて、
ようやく、
指を見ることができました。

爪が、
一部、皮膚から、浮き上がっていました。
剥がれていました。
その、離れている部分に、
血が、すこしだけ、あふれ出ていました。

その様子を、しっかりと見ることができたときには、
もう、ずいぶんと、
『痛み』も、弱まってきていました。

でも、
まだ、しっかりとした『痛み』は、残っていたので、
患部に絆創膏を貼り、
その後も、すこしの間、
その『痛み』とともに、居ました。

そして、
その間、
 「この、一連の出来事を、
  この、学びの、気づきの多かった出来事を、
  ブログに書いて、お伝えしなければ」
と、思っていました ^^; 。