2016年11月21日月曜日

マウントシャスタ ハートレイクへの行き方


2016アメリカ旅行 番外編 マウントシャスタ・ハートレイクへの行き方

 
 ハートレイクへ、行ったときには、
 自分たちが、たどり着くことだけで、
 精一杯だったので、
 
  「そこへの行き方が、分かるように」
 ということを、意図して、
 写真を撮る余裕が、ありませんでした。
 
 なので、
 手元にある写真だけでの、
 ご説明になるので、
 
 今ひとつ、
 ご参考にはならないかも、しれませんが、
 
 「セドナ バーシング・ケイブへの行き方」同様に、

 ご参考までに、
 マウントシャスタの、ハートレイクへの行き方を、
 下記します。
 
 なお、
 ここに掲載されている、
 地図や写真は、
 
 すべて、
 クリックすると、
 拡大表示されます。
 
 
 まずはじめに、
 地図を、載せます。


 
 つづいて、
 行き方です。
 
 スタート地点は、
 キャッスルレイクの、駐車スペースです
 
 (キャッスルレイクへの行き方は、
  こちら をご参照ください)。
 
 駐車スペースは、
 キャッスルレイクの、北にありますので、
 そこから、
 
 キャッスルレイクの北岸に沿って、
 東(左手)に進むと、
 突き当たります。
 
 そこを、左折、
 北に向かいます。
 
 すると、
 こんな景色になります。


 
 そこから、
 探索がスタートです!
 
 
 すぐにある、きれいな小川を越え、
 そして、10mも行けば、
 道は、突き当たり、そして、右折、東方向へ向きます。
 
 こんな景色になります。


 
 そして、
 そこから、樹々の間を抜け、
 徐々に、登り道になります。


 
 このあたりでは、
 右手に、たびたび、
 キャッスルレイクが、望めます。


 
 徐々に、登りがきつくなり、
 しばらくすると、
 林から抜け、空が開けます。
 
 そこから、
 さらに、はっきりとした登りを上がり、
 もうしばらく進みます。
 
 すると、
 右側が、緩やかな斜面になります。


 
 ここが、
 一つ目のポイントです。
 
 ここを、
 道から離れて、
 斜面の方に、右に、南に、
 入って行きます。
 
 地図だと、
 ①と表示されている場所になります。
 
 写真では、
 肝心の、
 「右側の、ゆるい『斜面』」が、
 写っていませんが(すみません ... )、
 その場所の感じは、お分かりいただけると思います。
 
 
 つぎに、
 この斜面に入ったら、
 道を見つけて、前方に進んで行ってください。
 
 ただ、
 道は、見えにくかったり、
 複数の選択肢があったり、
 分かりにくい場所が、何箇所もあります。
 
 そのときには、
  「右側」「右方面」
  「キャッスルレイク側」
 に、行ってください。
 
 振り返ってみたときには、
 このような景色が見られれば、
 大丈夫です ^^ 。


 
 途中では、
 キャッスルレイクも、
 再び、目に入るようになります。


 
 そして、
 また、背の高い樹々が現れてきて、
 その間を抜けると、
 道が、
 右手に、西に、折れる場所があります。
 
 地図では、
 ②の場所、
 
 振り返ってみたときには、
 このように、見えるはずです。


 
 そこを、
 右(西)に折れてください。
 
 写真でご覧いただけるように、
 ここは、道が、はっきりしていますし、
 その道そのものが、曲がっているので、
 道に沿って進むだけですので、
 迷ったり、悩んだりすることは、無いと思います。
 
 すると、
 前方の景色が変わり、
 しばらくすると、
 前方が下がっていて、
 そのまま進むと、
 左手下方に、
 ハートレイクが見えます。


 
 おつかれさまでした。
 無事に、ハートレイク到着です ^^


 
 「小さなハートレイク」は、
 その、すぐ、奥にあります。
 
 ハートレイクの、
 西側、右手側を回り込めば、
 すぐに、あります。


 
 
 
 さて、
 もし時間に余裕があれば、
 それほど、体力に自信がなくても、
 ぜひ、お薦めしたいが、
 
 裏の岳に、上がっていただくことです。


 
 その場合には、
 地図の、点線を進む感じになります。


 
 「小さなハートレイク」の、
 斜め右側に、そのまま、進み、
 次の写真の、
 ③とある、崖の上を目指してください。


 
 それが、
 地図の、③のポイントになり、
 
 そこからは、
 キャッスルレイクが、
 このように、見下ろせます。


 
 キャッスルレイクの先には、
 正面に、
 マウントシャスタが、見られますので、
 
 この景色を見るだけでも、
 とっても、お勧めです。
 
 なお、
 地図だと、点線が、
 ③のポイントより、
 下側(南側)を通っていますが、
 
 僕の記憶だと、
 点線は、③を通過する、
 もう少し上側(北側)になるはずだと、思います。
 
 
 さて、
 ③からは、直角に折れて、
 湖の反対方向、
 真南に向かって、進んでください。
 
 ここからは、
 ほんとうに、道が細く、
 とっても、分かりにくくなります。
 
 ただ、
 とにかく、尾根を進めば、
 その先の、一番高い地点には、
 必ず、たどり着けますので、
 
 少々、道が見えにくかったり、
 分かりにくかったとしても、
 大丈夫です。
 
 冷静に、周りを見回して、
 進めるルートを探し、
 とにかく、
 「尾根へ」「上へ」と、進んでください。
 
 ③の崖の上からは、
 時間にして、30分もあれば、
 岳の上に、到着できます。
 
 
 そこは、
 地面は、岩や小石の、開けた場所で、
 ゆっくりと、ゆったりと、
 時間を過ごせると思います。
 
 やって来た方向、
 北(北東)方面を見下ろすと、
 
 二つのハートレイク、
 キャッスルレイク、
 ブラックビュート( Black Butte )、
 そして、マウントシャスタが、
 一望できます。


 
 もちろん、天候にもよると思いますが、
 かなりの、絶景です。
 
 そして、
 反対側、南側を見ていただくと、
 キャッスルクレイグが、
 すぐ近くに、見えます。
 


 こちらの眺めも、
 これまた、格別です。
 
 西側も、東側も、
 これも、また、とても美しい風景が広がっていて、
 
 ここからの、
 360℃のパノラマを、
 ぜひ、堪能していただければと思います。
 
 
 ちなみに、
 おおよその、標高を記すと、
 
 スタート地点の、
 キャッスルレイクの駐車スペースが、
 標高、1,656m
 
 ①の、斜面に曲がって入る地点が、
 おおよそ、標高、1,750mくらい、
 
 ハートレイクが、1,838m、
 
 岳の上が、2,014mくらい、
 
 と、なっているようです。
 
 こうやって、
 改めて、表示すると、
 結構な、登り坂ですね ^^; 。
 
 気持ちのいい場所なので、
 より、テンションが上がって、
 あまり、きつく感じなかったのかも ...
 
 ご参考にしていただけると、
 嬉しいです。
 
 
 どうぞ、
 ハートレイクで、
 素敵な時間を、お過ごしください。










2016年11月19日土曜日

2016アメリカ旅行25 シャスタ3日目 ハートレイク後編


 マウントシャスタ滞在、3日目。
 
 3泊した、
 ストーニーブルックインとも、
 この日、お別れです。
 
 少し早めに起きて、
 荷造りを済ませ、
 荷物を車に積み込み、
 
 それから、
 朝食をいただきました。
 
 毎晩、日が沈んでから、
 完全に、夜になってから、
 いえ、夜も更けてから、
 宿に戻りしたので、
 
 残念なことに、
 ストーニーブルックインを、
 ほとんど、体験することがありませんでした。
 
 もったいない気もしますが、
 でも、
 「マウントシャスタ」を、
 すこしでもたっぷりと、堪能したかったので、
 仕方ないですね。
 
 いずれ、
 またの機会があることを、願うばかりです。
 
 素敵な宿に滞在させていただき、
 ありがとうございました。
 
 
 マクラウドとも、お別れなので、
 行っていなかったお店を、覗いてみました。
 
 品の良い、お土産屋さんがあり、
 そこでは、
 裕子さんは、
 地元で作られた、ネイティヴの太鼓を、
 僕は、ハットを、
 購入しました。
 
 
 宿と、町に、
 泣く泣く、別れを告げ、
 僕たちは、
 マクラウドを後にしました。
 
 
 さて、
 今日は、マウントシャスタ最終日です。
 
 夕方に、イベントがあり、それに参加するため、
 宿泊は、シャスタシティにしますが、
 
 明日は、
 早朝に、シャスタを発ちます。
 
 なので、
 シャスタを観光できるのは、
 今日まで。
 
 そこで、
 この日、午前中、
 
 僕たちは、
 まず、一番に、
 キャッスルレイクへ、向かいました。
 
 そう、
 ハートレイクを、
 もう一度、探すためです!
 
 
 キャッスルレイクの、駐車スペースに、車を停め、
 しっかりと、靴を履き、
 水を多めに持って、
 いざ、出発。
 
 前回と同様に、
 湖の北岸から、登り道に入って行きます。
 
 この日も、変わらぬ晴天で、
 朝から、気温も上がっていましたが、
 
 これまでに比べると、
 午前中ということもありましたが、
 若干ながら、気温が低めで、
 すこし、歩きやすく、助かりました。
 
 樹々の間を抜け、
 開けたところまで登り、
 右手に、斜面が見えるところまで来ました。
 
 さあ、今回は、
 ここを、右に折れ、斜面に入り、
 
 そして、道を、
 「右へ」「右へ」と、
 進んで行きます。
 
 
 基本的には、
 斜面を、
 「南へ」「南へ」と、進むのですが、
 
 気持ち、
 「右へ」「南西へ」と、意識していると、
 前回とは、違ったルートが、見えてきました。
 
 前回とは違い、
 ちゃんとした道が、ずっと、続いています。
 
 しばらく進んだところで、
 振り返ると、
 
 くっきりと、道が見え、
 今回は、ちゃんとしたルートを進んでいることを、
 確信できました。


 
 気持ち、「右へ」「南西へ」と、
 進んでいる証拠に、
 今回は、途中で、
 キャッスルレイクが、見えました。


 
 キャッスルレイクの南側に、
 回り込めていることも、
 確認できました。
 
 安心しました。
 
 
 そのまま、進むと、
 背の高い樹々が見え、
 その間を進みます。

(これは、振り返ってみた画です)

 そこを越えたところで、
 道が、
 かなり急な角度で、右に折れます。
 
 登る感じでもなくなり、
 すこしだけ、平坦なまま、進むと、
 
 突然、
 前方正面の視界が、開けます。
 
 その先が、
 低くなっているからです。
 
 右手側は、
 高台になっていて、
 視線が区切られているのですが、
 
 その反対側、一番低くなっているところに、
 目をやると、
 低い樹々の間から、
 何やら、光を反射しているものが見られます ...
 
 水面に、間違いありません!
 
 ハートレイクです!!
 
 ようやく、
 僕でも、たどり着けました ...


 
  
 振り返ってみると、
 今回の旅行で、楽しみにしていた、
 セドナと、マウントシャスタという、
 二つの聖地の、
 
 その、それぞれで、
 最も楽しみにしていた、
 「バーシングケーブ訪問」と「ハートレイク訪問」は、
 
 どちらも、
 まったく同じ展開に、なりました。
 
 事前には、場所がよく分からず、
 一度目の訪問では、たどり着けず、
 二度目の訪問で、やっと、たどり着ける。
 
 奇しくも、
 まったく同じ、流れになりました。
 
 そのことが、
 どのような『意味』を持っているのか、
 何を『意味』しているのかは、
 さておき、
 
 どちらの場合も、
 結果、たどり着けてみたときに、
 その喜びが、嬉しさが、感慨が、
 大きく、深くなった、
 そのことだけは、
 間違いありません。
 
 そのことが、
 僕たちにとっては、重要でした。 
 
 
 さて、
 ハートレイクは、
 実際に、目にした感じでは、
 形状は、
 ハートに、見えました。
 
 底には、有機物の堆積物が見られますが、
 水そのものは、きれいで、
 水温も、温かい感じです。
 
 子どもたちは、
 そこで、泳ぎたそうでしたが、
 制しました ^^ 。
 
 一番奥まで回り込むと、
 ハートレイク越しに、
 マウントシャスタを、望めました。



 
 腰を下ろし、
 その眺めを、受け取り続けました。
 
 水面に、「逆さシャスタ」を映した、
 ハートレイクを、真正面にすると、
 その色合いが、コントラストが、
 深く、沁みました。
 
 
 ハートレイクの、奥には、
 もう一つ、
 
 「小さいハートレイク」と呼ばれる、
 やはり、ハートの形をした、
 さらに小さな、池があります。
 
 今回は、
 それも、すんなり、見つかりました。


 
 石が積まれ、
 水面の上に、顔を出せます。
 
 覗き込むと、
 そこには、
 細く、小さなヘビが、居ました。
 
 驚かせてしまったみたいで、
 急ぎ、泳ぎ、去って行きました
 (ごめんね)。
 
 周りには、
 お花畑のような一画が、ありました。


 
  「楽園」
 そんな言葉が、
 自然と、内側に湧いてきました。
 
 ここもまた、
 とても穏やかな場所でした。
 
 
 この、
 二つの、「ハートレイク」は、
 
 どちらも、ハートの形をして、
 仲良く、並んでいました。



 
 ハートレイク探しは、
 無事に、
 成功しました。
  
 みな、
 とても喜んでいました。
 
 それぞれに、
 達成感を感じたり、
 美しい風景を味わったり、
 細長い、大きな松ぼっくりに、感激したり、
 楽しんでいました。
 
 自分のハートゆえに、
 迷惑をかけていたので、
 ほっと、一安心しました。
 
 そして、
 みんなは、ここで、一休みし、
 
 そして、
 一足先に、
 キャッスルレイクに、降りて行くことにしました。
 
 
 一方、
 僕は、
 
 ここから、さらに、
 裏にある、岳の頂上まで、
 登ることにしていました。
 
 小さいハートレイクからみると、
 裏の岳は、南側に当たり、
 このように、見えています。


 
 写真の、右手方面、
 北西方面に、一度、向かい、
 そこから、南に向き、
 頂を目指します。


 
 
 まず、
 北西方面に、登ります。
 ほんの5分ほどの、上りですが、
 登り切ると、岩の上に出ます。
 
 そこは、
 キャッスルレイクの、真南に当たり、
 そこから、キャッスルレイクが、見下ろせます。
 
 そこから望むと、
 実は、
 キャッスルレイクも、ハートの形をしていました。


 
 実は、
 『ハートレイク』は、
 4つ、ありました。
 
 それを、
 すべて、見ることができて、
 
 『結果』、
 とてもラッキーでした。
 
 そう、『流れた』ことに、
 そう、『起きた』ことに、
 そう、『させられた』ことに、
 『結果』、感謝しました。
 
 
 そこから、
 湖の反対側に、向きを変え、
 ここから、
 さらに、登って行きます。
 
 勾配は、
 この先、きつくはない、のですが、
 道が細く、見えにくくなり、
 ちょっと、心配になりました。
 
 ただ、
 頂は、見えているので、
 どこに、どの方向に、向かえばいいのかは、
 常に、分かるので、
 
 多少、道に迷っても、
 修正可能だと、思います。
 
 ゆっくり、あせらずに、
 進みさえすれば、
 
 ハートレイクから、
 30分も、かからないくらいで、
 頂上に着きます。
 
 
 そこからの眺めは、
 最高でした。


 
 筆舌に尽くしがたいものを、
 感じました。
 
 明らかに、
 今回の、アメリカ旅行での、
 僕にとっての、
 クライマックスでした。
 
 一番思い出に残る、
 すばらしい体験を、しました。
 
  晴れ渡った、空。
  強烈な、陽ざし。
  暑すぎない、気温。
  乾いた、空気。
  吹き流れる、風。
  そして、静寂 ...
 
 そんなものを、
 身体で、全身で、味わいました。
 
 僕が、そこに着いたときには、
 実は、
 6人ほどのグループの、先客が居て、
 犬まで居て、少しだけ、騒がしかったのですが、
 
 僕が着いて、しばらく後に、
 去って行ったので、
 
 一人きりで、
 そこで、じっと、
 流れ、移ろいゆくものを、
 眺め、感じていました。
 
 
 ここでは、
 「止まった」感じではなく、
 
 むしろ、
 すべてが、
 「移ろい行く」、その様を、
 感じました。
 
 目の前の風景、全体が、
 
 左から右へ、
 走査線上を、画素が、
 次々に、流れ、入れ替わり、置かれて行き、
 
 瞬間、瞬間、
 「画面」になっている ...
 
 その、流れを、移ろいを、「瞬間」を、
 眺めているような、感覚がしました。
 
 「瞬間」が、流れている ...
 そんな気がした、気がしました。
 
 
 キャッスルレイク、
 その先の、マウントシャスタは、
 どちらも、
 真北ではなく、若干、北東方向ですが、
 北方面にあります。
 
 反対側の、南には、
 キャッスルクレイグ( Castle Crags )が、
 目の前に、見られます。


 
 上向きに、尖った、岩々が聳(そび)え、
 見るからに、いかにも、
 「パワースポット」といった体の、
 その、山は、
 
 古来より、
 原住民の方々にとっての、聖地なのだそうです。
 
 この場所からは、
 ほぼ、真南に、
 
 でんと、強烈な存在感を放って、
 鎮座ましましています。
 
 ですので、
 この場所に居ると、
 
 マウントシャスタと、キャッスルクレイグに、
 はさまれているような、感じになります。
 
 マウントシャスタとキャッスルクレイグを結んだライン上に、
 身を置いているような、感じになります。
 
 マウントシャスタとキャッスルクレイグに、
 同時に、繋がっているような、気に、なります。
 
  その、水平方向(横)の線に対し、
  直角となる、垂直方向(縦)の線を、
  自分から、上にあげ、
  宇宙へと、伸ばし ...
 
  続いて、
  反対方向、自分から、下に、
  もう一方の、線を、伸ばすと、
  地下方向へ ...
 
 そんな「想像」を、
 その場で、行っても、みたりしました。
 
 
 そのとき、
 視線が、足元に持っていかれ、
 よく見ると、
 つま先の先に、
 緑色の石が、ありました。
 
 手に取ると、
 深碧(しんぺき)に、白が入っていました。
 
 動かし、見る角度を変えると、
 表面、各所が、
 光を反射し、輝いていました。
 
 形状は、
 どこか、
 キャッスルクレイグと、似ているように、
 僕には、感じられました。
 
 両の掌に、それを抱き、
 改めて、
 マウントシャスタに、
 ご挨拶をしました。
 
 この場に、
 ここに、
 「この時」に、
 来ることができたことを、
 
 こころから、
 感謝しました。











2016年11月18日金曜日

2016アメリカ旅行24 シャスタ2日目 マウントシャスタ山中へ


 シャスタの街の中から、
 間近に、その全容を、
 しっかりと、眺めることができましたので、
 
 その日の、夕方、
 いよいよ、
 ついに、
 
 シャスタ山の中腹まで登り、
 そして、
 シャスタに、ご挨拶をすることにしました。
 
 
 マウントシャスタへは、
 車で、
 その中腹まで、登って行くことができます。
 
 バニーフラット( Bunny Flat )という、
 標高、約2,100mの、
 5合目に当たる場所までは、
 
 通年、
 車でのアクセスが可能です。
 
 そこには、ゲートが設けられていて、
 雪の期間は、閉鎖されていているそうです。
 
 開放されているのは、
 7月から10月の、限られた期間。
  
 僕たちが訪れたときには、
 ちょうど、
 1週間ほど前に、
 ゲートが開けられたようで、
 ラッキーでした。
 
 ゲートが開いていれば、
 さらにその先の、
 標高、約2,390m地点にある、
 この道の終点の、
 オールド・スキー・ボウル( Old Ski Bowl  ) 駐車場まで、
 車で上がって行くことができます。
  
 シャスタシティからは、
 直線距離的には、すぐなのですが、
 高度としては、約1,400mほど、上るので、
 およそ30分くらいの時間は、掛かりました。
 
 
 その地点からは、
 マウントシャスタの、山頂が、
 もう、「目の前」という感じで、見えました。
 
  「マウントシャスタに、来た!」
 
 という、濃い実感が、
 身体の中心から、湧きました。




 
 
 昼間、
 心置きなく、買い物をしましたので、
 
 時間は、
 もうすでに、夕刻も過ぎ、
 ほぼ、日暮れ。
 
 空も、周りも、
 刻々と変化する「光」に、
 独特の姿を、色合いを、映していました。



 
 
 そこは、
 森林地帯を越えた、高山地帯で、
 草も、花も、
 特有の、可憐な姿を、見せていました。


 
 ここにも、
 また別の種類の、
 「幸福の青い鳥」が、居ました。


 
 
 また、
 眼下に目をやると、
 正面に、
 レイクシスキューや、
 キャッスルレイクが、
 肉眼には、くっきりと、見られました。



 
 
 駐車場からは、
 山頂方向に向かって、
 トレイルルートが、見られます。
 
 距離として、300mほど、
 高度にして、40mほど、
 まっすぐ上に、登ったところに、
 
 間欠に流れてくる、
 湧き水が、ありました。
 
 土管の中を、
 冷たく、柔らかい、澄んだ水が、
 断続的に、駆け下りてきていました。


 
 僕たちは、各々、
 手に取り、
 喉に、流し込みました。
 
 マウントシャスタの、体液を、
 いただいているような、気持ちになりました。
 
 それを、
 自分の体内に、
 取り込んでいるように、感じました。
 
 この場所に、
 とけ込めたような、気になりました。
 
 
 息子と、二人、
 さらに上に、登ることにしました。
 
 時間の許す限り、
 より、山頂近くに、
 より、懐の奥深くに、
 進みたいと思いました。
 
 この日も、また、
 暑さの厳しい日でした。
 
 街中も、
 その暑さが、容赦なく、
 道路からの照り返しも、激しいものでした。
 
 夕刻を過ぎ、
 しかも、
 標高2,400mを越えたこの地点でも、
 
 まだ、身体は、火照ったままで、
 先ほどの水で、
 ようやく、一息つけた感じでした。
 
 末娘は、
 まだ、暑さに、バテていました。
 
 そこで、
 息子と、二人、
 彼女に、雪を、持って帰ってあげようと、
 計画しました。
 
 
 湧き水の場所からは、
 一番近くに見える、雪の場所までも、
 30分以上は、離れているように、感じられましたが、
 
 実際に登ってみると、
 案外、すぐに、たどり着くことができました。
 
 夏ながら、そこに残された雪に触れ、
 それを、
 ひとすくい、口に含むと、
 
 もう一段、
 マウントシャスタと融合できたような、気になりました。


 
 そこからの、
 シャスタ上部は、
 さらに、一段、近くに見えました。


 
 山頂に、山全体に、
 ゆっくりと、時間を取って、
 ご挨拶と、感謝を、伝えました。
 
 
 駐車場の上方には、
 僕たち家族しか、居ませんでした。
 
 風もなく、静かで、
 自分の息づかいが聞こえ、
 耳を澄ますことができました。
 
 時が止まったようでした。
 
 明るさだけが、刻々と変わり、
 それだけが、動いているようでした。
 
 この地上に、
 僕たちだけが、存在しているようでした。
 
 マウントシャスタに、
 僕たちだけが、取り残されているようでした。
 
 周りのすべてと、
 浅く、薄く、なめらかに、静かに、
 繋がっているようでした。
 
 ある周波数帯域を、
 周りすべてと、山と、
 共有しているようでした。
 
 ここに来てしか、
 このタイミングでしか、
 体感できないものを、味わっているようでした。
 
 「『山』と『谷』」のある、二極の感覚とは、
 また別の、
 細やかな平坦さに、
 僅かながら、触れられた気がしました。
 
 
 ハンカチ一杯に、雪をすくい、
 娘と裕子さんのところまで、戻りました。


 
 娘は、
  「天然の、かき氷だね」
 と、
 口一杯に、何口も、
 食べていました。
 
 
 車に戻ると、
 西空は、最後の彩りを放っていて、
 見上げた空には、
 もう、無数の星々が、煌(きら)めいていました。


 
 夏の夜の、はじまり。
 
 こころは、
 静まり、満たされ、穏やかでした。










2016年11月17日木曜日

2016アメリカ旅行23 シャスタ2日目 シャスタシティ


 午前中に、
 「スタンドバイミーの橋」と、
 「バーニー滝」を見て、
 
 しかも、
 想定外の出来事で、
 時間を、無為に、消費してしまった、
 
 マウントシャスタ、2日目の、
 午後。
 
 ベリーヴェイルでの、
 ランチと、買い物を、終え、
 
 僕たちは、
 この午後を、
 
 シャスタの街中で、
 過ごすことにしました。
 
 
 せっかく、
 霊峰マウントシャスタの、お膝元、
 スピリチュアルな町、
 シャスタに来たのですから、
 
 街も、見ておきたかったですし、
 また、
 子どもだけでなく、大人も、
 お土産を含め、
 買い物をしたいと、思っていました。
 
 その時間を、
 しっかりと、取ることにしました。
 
 
 ちなみに、
 度重なる移動で、
 洗濯が、問題でした。
 
 夏場、しかも、激暑の日が続いていましたので、
 とくに、子どもたちの服は、
 ちゃんとした洗濯が、必要でした。
 
 これまでにも、
 洗濯機と乾燥機があれば、
 洗濯をしていました。
 
 セドナでは、
 手洗いした洗濯物を、
 バスルームに、干したりもしました。
 
 シャスタ2日目も、
 その機会を探し、
 コインランドリーを、探しに行くと、
 
 なんと、ちょうど、
 ベリーヴェイルの、道を挟んだ、目の前が、
 コインランドリーでした。


 
 そこで、
 ランチを、ベリーヴェイルのカフェで、食べている間に、
 洗濯機にかけ、
 食事が終わった後に、乾燥機にかけ、
 その間、買い物をしていました。


 
 
 さて、
 シャスタの街中を、
 写真では、撮り忘れてしまったのですが、
 
 メインストリートは、
 このように、
 片側1車線の、2車線道路ながら、
 駐車スペースもあり、
 街路樹も植わり、


 
 狭苦しい感じではなく、
 ゆったりとした、
 
 でも、
 確実に、
 「田舎の小さな町」といった、
 店の数、家の数、街の規模・広さ ...
 でした。
 
 ただ、
 それも、
 僕にとっては、
 好印象でした。
 
 こじんまりとして、
 静かな上に、
 
 小さいながら、少ないながら、
 ベリーヴェイルや、インド料理店のように、
 素敵な、素晴らしいお店が、
 ちゃんと、あったからです。
 
  「ずっと、ここだけに、居る」
 というのは、
 僕には、無理だけど、
 
 でも、一定期間、
 たとえば、数ヶ月間、数年間とか、
 毎年、1〜2ヶ月とか、
 
 そのように滞在するには、
 最高の場所だなぁ、
 と、感じました。
 
 
 市民公園の、湧き水について、
 クリスタルカイザーの、工場について、
 すでに、触れましたが、
 
 さすが、
 湧き水の町らしく、
 市街中心にも、
 このような施設があり、水が飲めました。


 
 また、
 シャスタの地下には、テロスがあるとか、
 シャンバラに繋がっているとか、
 よく、言われるところだと思いますが、
 
 街中には、
 こんな看板も、見られました。


 
 この看板の奥には、
 とってもディープな、
 クリスタルショップがあり、
 
 さまざまな種類の石や、
 スピリチュアル関係のグッズが、
 たくさん、売られていました。
 
 ディープさ、濃さ、という点では、
 その店が、一番でしたが、
 
 その他にも、
 僕らが行っただけでも、
 「石屋さん」が、あと、3軒ありましたし、
 
 本屋さんなどで、
 マウントシャスタの、マウントシャスタらしい、
 UF0雲の写真などが、売られていました。
 
 石屋さんの中でも、
 残念ながら、
 写真を撮り忘れてしまったのですが、
 
 でも、
 たとえば、こんな「石」が置かれているような、
 しっかりとした品揃えの、
 こころ躍るような、お店で ^^ 、


 
 裕子さんは、
 ここシャスタでは、紫色のクリスタルを、買っていました。
 
 セドナで購入した、
 極めてクリアーな、透明のクリスタルと合わせ、
 すばらしい、お土産として、
 家に、飾ってあり、
 
 それを目にするたびに、
 アメリカでの時間を思い出し、
 幸せな気分にさせてくれます。
 
 
 シャスタの町の中からも、
 このように、
 くっきりと、美しく、
 マウントシャスタを、目にすることができます。


 
 この写真だけを見ると、
 郊外の、広大な公園かなにかから、
 眺めた画のように、見えるかもしれませんが、
 
 ここは、
 " Sission Meadow " という、
 メインストリートから、道を数本離れたところにある、
 町の真ん中の、公園のような、一画で、


 
 その前には、
 このように素敵な家もあり、
 この手前は、
 ずっと、住宅街になっています。


 
 
 シャスタの街中は、
 そこから、美しい山容を眺められたり、
 きれいな公園まで、すぐに行けたり、
 そこで、素晴らしい湧き水を飲めたり、
 そして、魅力的な店も、しっかりあったりして、
 
 そこから離れた、
 山や、湖などに、行かなかったとしても、
 
 充実した生活を送れそうな、
 とても素晴らしい町のように、感じられました。
 
 日本に帰ってきてから、
 裕子さんと、
 
  「今度は、シャスタに、
   1ヶ月とか、長期で、滞在してみたいね」
 と、
 何度も、話しています。

 そんな風に、思わせてくれるような、
 僕たちにとっては、
 ほんとうに、魅力溢れる、憧れ募る、
 すごく素敵な町でした。








 
 

2016アメリカ旅行22 シャスタ2日目 ベリーヴェイル


 とても楽しみにしていた、
 温泉入浴が、叶わなかった、
 のみならず、
 
 とんでもない道を、
 長時間、
 走らざるを得ないことになり、
 
 ただでさえ、限られた、
 マウントシャスタでの、貴重な時間が、
 とてつもなく、無駄に、損なわれた感じがして、
 
 すさまじく、憔悴した、
 シャスタ2日目の午前中を、振り払うため、
 
 僕たちは、
 お気に入りの場所で、
 ランチを食べることにしました。
 
 前夜、
 インド料理店での、テイクアウトを注文中に、
 ビールや、デザートを買いに、
 すでに、訪れていた、お店、
 ベリーヴェイル( Berryvale Grocery )です。



 
 
 ロゴマークに、
 " Natural Food Grocery " と、ある通り、


 
 このお店は、
 ナチュラルな、オーガニックな、ものだけを扱う、
 スーパーです。
 
 そのほとんどが、
 生鮮食料品を中心とした、食品ですが、
 一部、衣料品や、本・雑貨なども、置いてあり、
 
 ナチュラルなものを志向する人々にとっては、
 とてもすばらしい、お店です。
 
 実際、
 常に、
 とても多くのお客さんで、賑わっていました。
 
 町の規模からすると、
 信じられないくらいに、
 たくさんのお客さんが、常時、居ました。
 
 
 残念ながら、
 店内の写真を、
 撮り忘れてしまったのですが、
 
 その品揃えが、
 とっても、素晴らしい、お店でした。
 
 野菜や、果物などの、
 生鮮品は、
 種類も豊富で、みな、新鮮。
 
 もちろん、
 すべて、オーガニック、とのことでした。
 
 また、
 乳製品や、飲料品の内容も、
 多岐に渡っていて、
 そして、オーガニック。
 
 また、
 パンなどのベーカリーや、
 乾物系、缶詰、保存食系なども、
 みな、こだわりの、品揃え。
 
 見ているだけで、
 嬉しくなりました。


 
 
 そして、
 店内には、
 デリ(デリカテッセン)コーナーもあり、
 
 サンドイッチや、パスタ、お惣菜、サラダ、
 ケーキ・デザートや、飲料などを、
 そこで、オーダーでき、
 
 それを、
 テイクアウトしてもいいし、
 店内の、カフェコーナーで、食べてもよい、
 という仕組みでした。
 
 僕たちは、
 とても綺麗な、カフェコーナーで、


 
 子どもたちが、
 手巻き寿司とおいなりさんの、お弁当
 (「おいなりさん」まで、ありました!)、
 
 大人二人が、
 ライスの上に、煮豆とサルサとチーズが乗った、
 丼もの( bowl )、
 
 そして、みなで、
 サラダとケーキを、シェアし、
 食べました。


 
 味に関しては、
 今回、僕らが食べたものに関する限り、
 特別には、感銘を受けるほど、では、
 ありませんでしたが、
 
 かといって、
 別に、美味しくないわけでもなく、
 良い食事をとることができたと、思います。
 
 
 お店は、
 ほんとうに、ビックリするほどに、
 賑わっていて、
 
  「いったい、この町の人口は、何万人なんだ?」
 と、
 僕は、思うほどでした。
 
 カフェコーナーも、賑わっていて、
 頻繁に、人が出入りし、
 そこで、待ち合わせて、出かける人々も、目につきました。


 
 そこには、
 見るからに、「ナチュラル」系の人々も、たくさん見られ、
 場合によっては、もう一歩進んだ、「ヒッピー」系の方も、
 たくさんいらっしゃいました。
 
 日本人の方も、多く目につき、
 中には、「うさと」の服を着ている女性もいらっしゃり、
 ほんの少し、会話したりもしました。
 
 その方は、
 サンフランシスコでの、うさと服の販売にも、
 関わっていらっしゃるそうでした。
 
 また、
 こだわった品揃え同様に、
 そこで働いている、スタッフの人々の雰囲気もよく、
 
 レジを担当してくれた方や、
 商品に関する質問に答えてくれた方など、
 何名かと、言葉を交わす機会がありましたが、
 どなたも、親切で、気さくで、素敵な雰囲気でした。
 
 
  「自分の家の近くに、こんな店があったら ... 」
 そう思える、
 素晴らしいお店でした。
 
  「この店があるから、ここに住んでいます」
 そう言うことが、ありそうなほど、
 魅力的な、お店でした。

  「この店があるから、マウントシャスタに住みたい」
 そうとすら、感じました。











2016年11月16日水曜日

2016アメリカ旅行21 シャスタ2日目 バーニー滝


 スタンドバイミーの橋から、
 車で、10分ほどのところに、
 
  「シャスタの周りでは、数少ない、
   いわゆる、観光地」
 
 の一つ、とされる場所が、あります。
 
 
 910エーカー(たぶん、100万坪以上)の敷地に、
 キャンプ場や、キャビンなどの宿泊施設、
 ハイキングコースや、貸しボート、
 お店や、ギフトショップなどがあり、
 
 夏場は、
 多くの人々が訪れ、賑わう、
 マッカーサー・バーニーフォールズ州立公園
 ( McArthur-Burney Falls State Park )。
 
 その中に、
 
 「テディベア」で有名な、
 アメリカ大統領、セオドア・ルーズベルト( Theodore Roosevelt )が、
 
 その、迫力と、美しさから、
 (世界七不思議に続く)「世界八番目の不思議( wonder )」と、
 呼んだと言われる、
 
 カリフォルニア州随一の、美しさを誇る、
 滝があります。
 
 落差は、
 39m(129フィート)ほどながら、
 
 豊富な水量の本流が、力強い流れと迫力を示し、
 途中から湧き出た水による、無数の流れが、
 白い膜のような、柔らかさと美しさを、表現しています。
 
 また、
 原住民の人々からは、
 「聖地」として、崇められてきました。 
 
 バーニー滝( Burney Falls )が、
 それです。


 
 この滝、そのものに、興味もあり、
 見てみたかったし、
 スタンドバイミーの橋から、すぐ、ということもあり、
 訪れることにしました。
 
 
 公園内の駐車場に、車を停めて、
 この滝に、向かいます
 (入園料は、車1台8ドルでした)。
 
 駐車場からは、
 徒歩、1〜2分で、
 展望所に着きます。
 
 そこからは、
 滝を、
 上から、見下ろすように、眺めることができます。
 
 滝は、
 細かい、水しぶきを上げており、
 
 強い陽射しが、
 常に、「虹」を作り上げていました。


 
 高度(落差)そのものは、
 そこそこながら、
 
 豊富な水量と、幅広い水の流れ、
 力強さと、美しさ、
 
 また、まわりの緑も濃く、
 なにより、
 常に、虹がかかっている様。
 
 噂に違わぬ、素敵な滝でした。
 
 
 前日の、
 ハートレイク探索で、
 歩き疲れていた、子どもたちは、
 
 ここでの散策を、
 断固、拒否。
 
 しかも、末娘は、
  「なんか、『滝』ばっかりじゃない?」
 という、
 至極真っ当な、鋭い、つっこみ!
 
 とても、
 散策を強要することは、できませんでした
 
 (でも、確かに、
  ヨセミテでも、マウントシャスタでも、
  たくさんの「滝」を、見ました)。
 
 そこで、
 たいへん、残念ながら、
 下に行ったり、横から見たり、ということは、
 しませんでした。
 
 ただ、
 前日、
 マクラウド滝で、泳いでいたことで、
 
 迫力ある滝を、味わうことは、
 十分に、出来ていたので、
 
 僕たち、大人も、
 すんなりと、子どもたちの意見に、
 従うことができました。
 
 
 公園内は、
 キャビンにせよ、ギフトショップにせよ、
 トイレさえも、
 とても美しい建造物で、作られていました。


 
 時間があれば、
 ここに滞在して、
 ゆったりと、シャスタを味わいたいと、思いました。
 
 
 つづいて、
 僕たちは、
 
 ある川岸にある、
 ある「秘密の温泉」に、
 入りに行く予定でした。
 
 日本に居る間、
 あるサイトで、
 その、温泉に存在を知って以来、
 とても惹かれ、
 
 長い間、ずっと、
 サイト上で探しても、見つからなかったものが、
 
 出発3日前になって、やっと見つかった、
 その『流れ』から
 (高熱の中、探し当てたときの、興奮!)、
 
 そこへ行くことを、
 過剰なまでに、楽しみにしていました。
 
 
 ところが、
 そこへの訪問は、
 トラブル続きでした。
 
 地図を見た限りでは、
 何も問題なく、
 そこにたどり着けそうでした。
 
 ちょうど、
 バーニー滝から、マクラウド・シャスタへ戻る途中に、
 回り道をすれば、行ける位置にありましたし、
 
 そこへの道も、
 地図を見る限り、
 問題なく、たどり着けそうでした。
 
 ところが ...
 
 実際に、そこへ向かってみると、
 道が、
 なんと、未舗装でした!
 
 しかも、
 ただの未舗装道路ではなく、
 完全に、「林道」といった体でした!!
 
 ただの、「未舗装の、砂利まじりの道」
 ではなく、
 
 「凹凸だらけ、石や岩を避けながらの、林道」
 でした。
 
 「アップダウンが激しく、
  完全な、林・森の中を、延々と進む、
  対向車も、ほとんどない、林道」
 でした。
 
 これには、参りました。
 
 アメリカに来て以来、これまで、
 時速100km近くで、ずっと、走っていたのに、
 この道では、
 時速30km以下、20km以下で、走らざるを得ません。
 
 しかも、
 もし、自分の車で走っていても、
 相当に、注意しながら、進んだことでしょうが、
 いま、運転しているのは、レンタカー。
 
 相当に、気を使わざるを得ません。
 
 そんな道を、
 ゆっくり、ゆっくりと、進まねばなりません。
 
 万が一のことを考え、
 電波を調べてみても、
 当然ながら、反応ゼロ。
 
 助けを呼びたくても、
 呼べそうにありません。
 
 もう、とにかく、
 忙しくハンドルを動かしながら、
 ゆっくりと、注意深く、進みました。
 
 そんな状態で、
 1時間半以上、苦しみ続けました。
 
 
 突然、道路が舗装になり、
 どうにか、その道を抜けたとき、
 民家が、何軒か、目に入りました。
 
 そこで、道を曲がれば、
 目的地は、
 すぐそこなはずです。
 
 一安心したのも、つかの間、
 舗装道路が、ひびだらけです!
 とても、速度を出せる状態ではありません。
 
 結局、ここでも、
 ゆっくりと、慎重に、
 進まざるを得ませんでした。
 
 とはいえ、
 すぐに、目的地に近づき、
 迷うことも、ありませんでした。
 
  「こんな苦労をしたからこそ、
   温泉では、より、楽しめるはず」
 
 そう、思った矢先、
 さらなる、トラブルが、待ち構えていました。
 
 なんと、
 その温泉に行くための道が、
 ゲートによって、封鎖されていて、
  「私有地につき、通行不可」
 と、書かれています!
 
  「こんなに苦労したて、来たのに ... 」
 
 もう、出すべき言葉も、音になりませんでした。
 
 周りを見渡しても、
 車を駐車しておけそうなところがありませんし、
 その私有地を通らずしては、
 温泉まで、たどり着けそうにありません。
 
 諦めざるを得ませんでした。
 
 
 ところが!
 
 それだけでは、終わりませんでした。
 そんなの、まだ、ましでした。
 
 泣く泣く、目的を諦めたのに、
 そこから先の道が、
 またしても、
 先ほどと同じような、林道だったのです!!
 
 これには、
 もう、ただ、うんざりでした。
 
 その道が、
 また、1時間ほど、続きました。
 
 舗装された道に抜けるまで、
 ただ、ただ、うんざりでした。
 
 ただ、
 今度は、
 先のことなど考えずに、
 ただ、目の前を通り抜けることだけに、
 集中できました。
 
 完全に、諦められていたからです。
 完全に、絶望していたからです。
 
 もう、
 評価や比較から、離れていました。
 
 ただ、絶望していました。
 ただ、車を進めていました。
 悲しいことでした ...
 
 
 そのうちに、
 これまた、突然に、
 道は舗装され、
 
 そこには、
 美しいダムが、ありました。
 
 マス釣りをしたら、
 とても楽しそうでした。
 
 もし、次回も、シャスタに来ることができたなら、
 参考になりそうでした。
 
 その先も、気落ちしたまま、
 ただ、進んでいると、
 
 突然、
 景色の美しいところに出ました。
 
 そして、その先には、
 マウントシャスタが、そびえていました。


 
 マクラウドに、
 ようやく、戻ることができました。
 
 二極による、相対性による、
 喜び・嬉しさを、味わいました。
 
 南側から仰ぎ見る、
 マウントシャスタの美しさに、
 改めて、感激しました。
 
 
 このとき、
 すでに、午後になっていました。
 
 これほどまでの憔悴は、
 アメリカに来て、初めてなのに、
 時間は、まだ、半日しか過ぎていませんでした。