視覚的に、
「これは美しいなぁ〜」
と思うものは、何ですか?
僕にとっては、すぐに思い当たるものが、3つあります。
ひとつは、夕焼け空。
雲の形や、雲の位置によって、
模様や色合いもさまざまで、
かつ、刻一刻と様子が変わっていくさまは、
思わず眺め込んでしまいます。
もうひとつは、虹。
空にアーチのようにかかる、いわゆる「虹」はもちろん、
太陽の周りに丸くかかるソーラーレインボーや、
環水平アークや幻日、そして彩雲など、
空に現れる七色の輝きに対しては、
なにか、特別なセンサーを僕は持っているらしくて、すぐに発見して、
そして、思わず見入ってしまいます。
そして、最後、もっとも素晴らしいと思うものが、銀河。
これは、肉眼で見るわけではありませんが、
銀河の画像・映像を見ると、
「圧倒的に美しい」
とは、まさにこのことを言うんだろう、と、
思考を超えて、その美しさ、存在感に、
思わず感じ入ってしまいます。
Photograph courtesy NASA/JPL-Caltech/ESA/Harvard-Smithsonian CfA
さて、話は変わりますが、
みなさん、
「この世が『鏡』だ」
ということについて、
「見えている世界は、自分の内面世界が投影された『鏡(立体映像)』だ」
という津留さんのメッセージに関して、
ご理解はいかがですか?
実感されてらっしゃいますか?
腑に落ちていらっしゃいますか?
おそらく、もうすでに多くの方が、
この点に関しては、強い確信を持っていらっしゃることと思います。
津留さん交流会でお話を伺っていても、
個人セッションでお話を伺っていても、
多くの方から、この点に関しては理解・納得されている旨、
よくお聞きします。
近年、ますます宇宙のエネルギーが高まって来ていて、
自分の想いが、行いが、
すぐに自分の人生に現れ、返ってくるという傾向が強まっているので、
さほどスピリチュアルのことに興味・関心をお持ちでない方でも、
この点は、納得できるとお考えの方が多くいらっしゃるようですね。
ところで、
私たちの見ている外的世界が、物質世界が、三次元宇宙が、
私たちの内側の、こころの、内的世界の、
『鏡』であり、投影であり、立体映像であるならば、
さきほど挙げたような、
「夕焼け空」や「虹」の美しさは、
そして、あの「銀河」の圧倒的なまでの美しさは、
いったいどこから来たのでしょうか?
やはり、自分の内側から来たのでしょうか?
「そんなわけない」
「自分のこころは、そんな美しくない」
「自分の中に、あんな美しさは無い」
そう思われますか?
ここで、もう一度、話が少し変わりますが、
自分の中に、自分のこころの中に、意識の中に、
『真我』『大我』『集合意識』『神』
が存在しているという津留さんのメッセージ、
ご存知だと思いますが、
理解されていらっしゃいますか?
実感がおありですか?
信じられますか?
僕自身の話でいえば、
この点、
頭では、なんとなく理解できているけれども、
今ひとつ、しっかりとした実感が持てていません。
お話を伺っていても、
そのようにおっしゃる方が多いです。
そんな方に、ぜひ、じっくりと感じていただきたいのが、
あの、銀河の美しさです。
私たちからもっとも離れた、もっとも遠いところには、
あのように広大で、巨大で、
そして、圧倒的に美しい、『銀河』があります。
それは、まさに、
私たちの内側に存在する『神』なる意識の『投影』であり、
そして、私たちのこころの、もっとも奥深いところに、
『神』なる自分が存在しているという、
目に見える、なにより確かな証拠です。
普段知覚している、認識している『自分』の中には、
あのような美しさを映し出す『素』は無いように感じますが、
そのさらに深層には、
確かに、
圧倒的な美しさが存在しているということです。
『神』なる自分が存在しているということです。
津留さんは、CDの中で、
星の運行(例えば、海王星や冥王星の動き)が、
私たちの集合意識を反映したものである、
ということを言っていますね。
空を、夜空の星々を、
意識して、眺めてみてください。
そんな機会を、意識して、作ってみてください。
そして、その美しさを、感じ入ってみてください。
その存在を、感じてみてください。
最後に、もう一つ。
トートの著作だとされる『エメラルド・タブレット』の中に出てくる、
とても有名な言葉、
「下なるものは上なるものの如く、上なるものは下なるものの如し」
というもの。
これ、ひとつには(ひとつの意味としては)、
『鏡』としての性質を説明している、と言えるかもしれませんね。
鏡面を境に、映したものと、映されたものとが存在している。
であれば、それらは、まったく同じものですものね。