2016年11月2日水曜日

2016アメリカ旅行13 ヨセミテ国立公園4 滝・トレッキング


 翌朝、
 僕は、4時半に、ベッドから起き出し、
 
 5時前、
 まだ暗がりの中を、
 一人、ロッジを後にしました。
 
 この日は、
 もう、ヨセミテ最終日 ...
 (といっても、そもそも、2日間しかありませんが ^^; )
 
 次の目的地は、
 いよいよ、マウントシャスタ! なのですが、
 そこまでは、ここから、
 これまた、車で、7〜8時間ほどの、距離です。
 
 今夜は、シャスタ泊なので、
 夜までに、到着するには、
 少なくとも、昼食後には、
 ヨセミテを発たなければなりません。
 
 そこで、午前中は、
 トレッキングを、しっかりと満喫することにしていました。

 
 ニュージーランドで、
 ミルフォード・トラックやルートバーン・トラックなどの、
 世界に名だたるトレッキングコースを歩いたり、
 
 その他、トンガリロやスチュワート島などでも、
 山小屋に泊まったりしながら、ルートを踏破した体験などから、
 
 海外での、トレッキングが、
 その地の自然を堪能するのに、もってこいの方法の一つであることを、
 体感していました。
 
 そこで、
 アメリカ随一の「トレッカーの楽園」、ヨセミテでも、
 美しいルートを歩くことを、
 出発前から、何よりの楽しみにしていました。
 
 事前に調べてみると、
 トレッキングコースの各所で、
 素晴らしい光景が見られることが、
 写真とともに、紹介されていて、
 
 それらを目にした僕は、
  「これは、歩かねば!」
 と、心高ぶらせていました。
 
 しかしながら、
 子どもたちがいっしょでも、歩けるようなコースでは、
 その「内容」が、少々、残念なのです。
 
 せっかくの、雄大な、アメリカ大陸。
 その、随一の、トレッキング地。
 
  「少しでも、本格的なルートを歩きたい」
 そんな想いでした。
 
 どうしたものかと、
 思い悩んでいるとき、
 
 そんな、僕の想いを、裕子さんが、酌んでくれて、
  「子どもたちの面倒は、見るから、
   一人で、歩いてきていいよ」
 と、
 言ってくれていたのでした。
 
 ここまで、
  「早起きして、長距離移動」
 ということが、続いていたので、
 
 この日は、裕子さんと子どもたちは、
  「ゆっくり起きて、
   ゆっくり朝食をとって、
   そして、前日大喜びだった、川遊びをする」
 というプランになりました。
 
 おかげで、僕は、
 気兼ねなく、心置きなく、
 トレッキングをできることになりました。
 
 
 とはいえ、
 午後一には、ここを発たなければならないので、
 時間的には、5〜6時間のコースが、目一杯。
 
 「一日がかり」以上のコースは、
 諦めざるをえません。
 
 そこで、
 半日コースの一つ、
 
 マーセド川を、上流に遡(さかのぼ)り、
 ヴァーナル滝(Vernal Fall)とネヴァダ滝(Nevada Fall)を、
 上から眺め、そして、帰ってくる、
 
 " Vernal Fall and Nevada Fall Trails " を、
 歩くことにしました。
 
 ルートそのものは、
 距離 5.4マイル(8.7km)、
 高低差 2000フィート(610m)、
 時間は、往復で、ちょうど、5〜6時間のコースです。
 
 それに加え、
 泊まっていたロッジから、スタート地点までが、
 高低差無しの、約1km(往復2km)の距離でしたので、
 
 その時間に出れば、
 午前中には、確実に、ロッジに戻り、
 荷造り、荷物積みを済ませても、
 昼時には、昼食を食べられる算段でした。
 
 夏でも水量のある、マーセド川の流れが、
 それぞれ、97mと181 mの落差、降り降りる、
 二つの滝を、
 
 往きは、そのすぐ横を上って行き、
 ときに、水しぶきを浴びながら、
 その迫力を全身に感じ、
 
 上り切ったところでは、
 その滝口を、間近に覗き込み、
 落ち降りゆく流れを見つめ、
 
 帰りには、少し離れた所から、
 それぞれの滝の全景と、
 そのまわりの巨石群などを眺める、
 
 そんな、
 手軽ながら、ヨセミテをたっぷりと味わえる、
 僕にとっては、最適ともいえるルートでした。
 
 
 薄暗がりの中、歩きはじめたときには、
 まだ、空には、星が煌(きら)めいていましたが、
 
 でも、
 カメラには、はっきりとは、収まらないものの、
 すでに、肉眼では、ハーフドームが、しっかり捉えられていました。


 
 多くの人々が、いまだ、寝静まっている、
 規則的に並んだ、常設テントの横を、
 静かに、急ぎ足で、すり抜けるとき、
 
 なにか、自分が、「特別のこと」をしているかのように感じ、
 思わず、笑みがこぼれていました。
 
 静かな、人気のない、暗がりの道を、
 迷うこと無く、ルート入り口まで進んで、
 ようやく、人々と出会うようになりました。
 
 数は少ないものの、
  「涼しいうちに、人の少ないうちに、静かなうちに、
   このルートを、楽しみたい」
 という人々は、
 
 僕と、似た考えを持っているからなのか、
 出会っても、ただ、笑顔を交わすだけか、
 ただ一言、" Mornin' " と発するだけかで、
 
 黙々と、
 しかし、幸せそうに、歩いていて、
 
 自分の行動に、
 あるいは、周りの自然に、
 しっかりと、意識を合わせている風で、
 
 その人々の存在が、
 とても心地よかったです。
 
 おかげで、
 僕も、トレッキングに、ヨセミテの自然に、
 すっきり、入りいることができました。
 
 
 橋を渡って、ルートに入ると、
 しばらくで、ふたたび、橋を渡ります。
 そこから、登りがスタートです。
 
 ここで、
 トイレと、水の補給を済ませました。
 
 勾配は、どこも、さほどはきつくはなく、
 ペースを守りさえすれば、
 汗もかかず、息も切れず、
 快適に、楽しんで、進むことができました。
 
 いま調べてみると、
 標高は、
 スタート地点が、4,000フィート強(約1,220m)、
 最高地点、ネヴァダ滝の上で、6,000フィート弱(約1,830m)。
 
 このくらいだと、
 普段、「標高6m」のところに住んでいる僕でも、
 歩くだけなら、
 息が切れたりは、しないんですね。
 
 荷物も、ウエストバック一つに、
 携帯、カメラ、雨具、水と、最小限にしたため、
 汗をかくことも無く、
 そして、とても自由でした。
 
  「人生そのものも、
   最小限の持ち物で、いいんだよなぁ ... 」
 と、
 感じ入りました。
 
 
 まず、
 ヴァーナル滝の横を、上がって行きます。


 
 そのときは、風もなかったため、
 水しぶきに濡れることはありませんでしたが、
 
 風量・風向しだいでは、
 濡れながらの、登坂になるようで、
 
 このルートには、
  " Mist Trail " (霧道)
 という名称が、付けられています。
 
 それだけ間近に、滝を仰ぎながらの、
 登坂になります。
 
 途中には、
 岩の割れ目を進むような、
 小型の「斎場御嶽」のような箇所も、ありました。



 
 登り切ると、
 滝口の、すぐ間近まで、迫ることができます。


 
 轟音をあげて落ちる水の、
 力強さを、身体の中心で、感じました。


 
 このころには、
 岩肌の上方部には、
 朝日が射してきていました。


 
 今日も、変わらず、好天であることを、
 改めて、認識しました。
 
 
 続いて、道は、
 川沿いを、しばらく平坦に進み、
 そして、開けた場所を、ゆったりと、登って行きます。
 
 その後、平坦になり、樹々に覆われ、
 また、登り、また、開け ...
 
 そんなことを、幾度か繰り返します。
 その間、急な登りは無く、
 徐々に徐々に、上がって行く感じです。
 
 そのうちに、
 樹々の間の先に、
 次なる滝が、見えてきます。


 
 なにか僕には、" Lord of the Rings " を思い出させるような、
 樹の道を通り抜けると、
 すぐに、滝の真横に出ます。



 
 今度は、
 滝までの距離が、若干、離れています。


 
 しかし、
 滝そのものは、先ほどよりも、落差があって、
 「迫力」としては、劣らぬものがありました。


 
 滝の横は、ほぼ、
 その落差分、一気に、登ります。
 
 毎年、大勢の人々が登るルート用に、
 しっかりと、石が組まれた、
 歩きやすい、道でした。



 
 
 登り切ると、
 その先には、やはり、橋がありました。
 
 その上から眺めると、
 川は、すぐそこで、滝へと変貌していました。


 
 右側に回って、
 滝口に近づいてみると、
 
 水が、ものすごい勢いで、
 引力に、引き摺り下ろされていました。
 


 吸い込まれそうな迫力に抗(あらが)い、
 手すりを掴んで、見ていましたが、
 
 高所恐怖症ぎみの僕には、
 正視していることが、辛いほどでした。
 
 
 帰りには、
 さきほどの、水が掛からんばかりの、
 川沿いの " Mist Trail " ではなく、
 
 山側のルート、
  " John Muir Trail " を、歩きました。
 
 こちらからは、
 川・滝まで、距離があったために、
 遠景で、それらを眺めることができ、
 
 また、高い位置から、見晴らしがきくため、
 ヨセミテらしい、岩々をも、
 同時に、眺めることができ、
 
 先ほどとは違った風景を、
 楽しむことができました。



 
 また、
 こちらは、より山道なせいか、
 
 先ほどは、目にすることが無かった、
 花々や、動物たちにも、
 ふれることができました。

個人的に堪らない「オダマキ」が、野生で!
「幸せの青い鳥」ステラーカケス(Steller's Jay)

 もちろん、
 最後のは、「野生」ではなく、
 自力で登れない人を運ぶための、
 使役馬です。
 
 
 結局、好天に恵まれたおかげもあり、
 順調に、そして、楽しく、
 トレッキングを終えることができました。
 
 「その、一部」ではありましたが、
 ヨセミテを、しっかりと、身体全体で、
 味わうことができました。
 
 ルートそのものは、
 4時間で、歩くことができ、
 
 ロッジに戻ったときには、
 裕子さんや、こどもたちは、
 まだ、朝食をエンジョイしているところでした。
 
 
 その後、みなが、川遊びに出かけている間、
 一人、休憩を取り、荷物積みをし、
 
 戻ってくると、早々に、チェックアウトを済ませ、
 昼食をとり、
 
 みな、名残惜しくも、
 大満足で、
 ヨセミテを、後にしました。
 
 最後、バレーを離れる前には、
 ヨセミテ滝を、
 滝壺近くから、仰ぎ見ました。


 
 間近からは、
 上段、中段は、見ることができず、
 そして、
 やはり、水量が少なかったこともあり、
 
 午前中に目にした滝と、比較してしまい、
 少々、残念な気持ちも、湧きました。
 
  「なんとも、贅沢な ... 」
 北米一の落差を誇る滝を、目の前に、
 そんなことを思う自分を、笑ってしまいました ^^ 。
 
 
 さあ、
 これから、午後一杯、夜まで、
 たっぷりと、時間をかけて、
 
 カリフォルニア州の北端まで、
 車で、駆け上がって行きます。
 
 そこには、
 今回の旅の、一番の目的である、
 
 荘厳な霊峰が、
 そびえているはずです。









2016年11月1日火曜日

2016アメリカ旅行12 ヨセミテ国立公園3 グレーシャーポイント


 ヨセミテバレーを出て、1時間弱で、
 無事に、
 グレーシャーポイント(Glacier Point)に着きました。
 
 昼間の渋滞は、
 予想どおりに、解消されていて、
 すんなりと、たどり着くことができました。
 
 そして、 着いてみても、
 人の数は、「混雑」というほどではなく
 (それでも、やはり、多くの人々で、賑わっていました ^^ )、
 駐車場にも、すぐに、停められて、
 
  「このような流れになって、良かった」
 と、
 改めて、思いました。

 
 グレーシャーポイントは、
 ヨセミテ随一の、「展望ポイント」で、
 
 ヨセミテバレーの、外にあり、
 ヨセミテバレーの、縁(ふち)にあります。
 
 ヨセミテバレーから、
 車で、約1時間かけて、
 およそ1,000m、上って行った、
 
 バレー(谷)を取り囲む、
 断崖の、縁の、一箇所です。
 
 なので、
 ヨセミテを、遥(はる)か、見渡すことができる、
 と同時に、
 ヨセミテバレーを、真上から、見下ろすことができます。
 
 車がないと、
 なかなか、訪れようとは思わないかもしれませんが、
 ヨセミテに行かれた方は、
 ぜひ、訪れることを、強く、お薦めいたします ^^ 。
 
 特に、子どもが居る場合などは、
 トレッキングなどが、難しいと思いますので、
 歩く必要なく、絶景が見られる、
 ここ、グレーシャーポイントは、
 外せないばしょでは、と、思います。
 
 
 さて、
 ヨセミテバレーを出たのが、遅かったので、
 グレーシャーポイントに着いたときには、
 もう、陽射しは、横向きでした。
 
 まず、目に入ってきたのは、
 ヨセミテの象徴、
 ハーフドームでした。
 
 横からの陽ざしを受けた、
 ハーフドームを、
 真横から、ほぼ同じ高さから、
 眺めることができました。


 
 横から眺めてみると、
 ハーフドームは、
 シャチそっくりでした! ^^


  「丸い目」があり、
 腹側は白く、
 まるで、愛らしいシャチそのもの ^^

 その、ハーフドームを、
 陽が当たらなくなり、
 周りが、
 オレンジから、薄紅くなるまで、
 ずっと、眺めていることができました。



 
  「ほんとうに、ほんとうに、
   この時間に来る『流れ』になって、良かった!」
 
 こころから、そう、思いました。
 
 陽ざしは、
 変わらず、強烈なままの、一日でしたので、
 
 エルキャピタンの横に、
 沈み行くときには、
 太陽は、鮮烈な輝きを置き土産に、
 消えて行きました。


 
 
 グレーシャーポイントから覗くと、
 眼下には、ヨセミテバレーが、一望でき、
 
 そして、すぐ真下には、
 今日、僕たちが泊まるロッジが、見下ろせました。
 
 しかし、
 その高低差、975m!
 
 覗き見るときの怖さと、
 「すぐ真下」ながら、約1,000mの距離とで、
 
 どの建物であるかは、
 確認できないほどでした。




 その分、
 見晴らしは、最高でした。
 
 日が沈み、
 薄暗くなってからも、
 飽くことなく、ずっと、
 
 刻々と変わりゆく、色彩や明度を味わいつつ、
 ヨセミテを、眺め続けていました。
 
 そのころには、
 あの、暑かった気温も下がり、
 肌にも、心地よさが、沁み込んできていました。










2016年10月21日金曜日

津留さんお墓参り2016


 昨日、
 まるで、夏を思わせるような、
 気温と陽ざしの中、
 
 裕子さんといっしょに、
 津留さんのお墓参りに、
 行ってきました。
 
 いつものように、
 お花を供え、お線香をあげて、
 手を合わせてきました。
 
 
 そういえば、
 津留さんのお墓の前で、
 
  「安らかにお眠りください」
 とは、
 言ったことが、ないですね。
 
 津留さんが、
 「安らかではない」はずがないし、
 「眠っている」わけがない、
 と、
 思っているからですね ^^ 。
 
  「おかげさまで、このように生きています」
 と、
 感謝を伝えました。
 
 前稿のとおり、
 それを、『そこ』で、言う『必要』は、ないけれども、
 
 でも、
 『そこ』で言うと、
 『自分』の気持ちが、
 スッキリ・くっきりします。
 
 それをしに、
 行ってきました。
 
 
 お墓に行って、気にとまったことが、
 一つ、ありました。
 
 津留さんの墓石の、すぐ横に、
 たんぽぽの「頭花」(綿毛の集まったもの)が、
 ひとつ(一輪?)、ありました。
 
 それが、
 津留さんの墓石に、
 垂れかかるように、ありました。
 
 そのことが、
 気にとまりました。
 
 
 ちょうど、先週、
 個人セッションに、
 来てくださった方が、
 
 たんぽぽの「頭花」を使った、
 たとえ話を、
 聞かせてくださっていたのです。
 
 その内容は、
 
  「ふつう、人は、
   ティッシュを、一枚一枚、取るように、
   『ブロック』を、とっていくが、
   
   『覚醒状態』になると、
   たんぽぽの頭花を、ふーっとするように、
   一吹きで、一気に、
   『ブロック』が、とれてしまう」
 
 という、ものでした。
 
 インドの覚者さんの使われている、
 たとえ話のようです。
 
 それを、お聞きしたときに、
 
  「たしかに、
   そういうものなのだろうなぁ。
  
   そして、
   僕がお手伝いしているのは、
    『ティッシュを、一枚、一枚、取ること』
   だし、
  
   僕自身の浄化も、
    『ティッシュ、一枚一枚』
   だなぁ」
 
 と、思ったのです。
 
 ちょうど、
 そんなことを聞き・思った翌週に、
 そのような光景を目にしたので、
 
 そのことに、
 意識が向きました。
 
 そして、
  「面白いものだなぁ」
 と、
 感じました。
 
 
 津留さんは、
 一般的に言えば、
  『たんぽぽ』
 の状態だったでしょうね。
 
 そして、
 実際、
 多くの『ブロック』を、
 
 たんぽぽの種を飛ばすように、
 ふーっと、
 一息で、飛ばしてしまったのでしょうね。
 
 そんなことを、
 象徴しているように、感じられました。
 
 
 しかし、
 同時に、
 
 綿毛がしっかりと残っていた、
 津留さんのお墓の横の、
 たんぽぽの頭花を、目にして、
 
  津留さんといえども、
  まだまだ、手放せていない『ブロック』だらけだった
 
 ということを、
 象徴しているようにも、感じられました。
 
 このことは、実際、
 津留さん自身が、
 講演会で、言っていたことですし、
 
 冊子『浄化の旅』には、
 晩年、日々、浄化を続けていた様子が、
 書かれています。
 
  「『ブロック』だらけで、いいじゃない。
   『人間』だもの」
 
 そう、
 津留さんが言っているようにも、感じられました。
 
 
 その後、
 墓参りを済ませ、
 墓地を後にしたとき、
 
 もう一つ、
 考えが浮かびました。
 
 それは、
 比較的、リアルに、
 津留さんが語りかけてくれているような、
 感じがしました。
 
  「でもさ、
   『ふー』って、吹き飛ばしちゃっても、
   いいんだよ ^^ 」
 
 そんな声が、
 聞こえるかのような、感覚でした。










2016年10月17日月曜日

津留さん17回忌


 今日は、
 津留さんの命日。
 
 亡くなって、16年が経つので、
 ちょうど、
 「17回忌」ということに、なりますね。
 
 当時をご存知の方には、
 時の経過というものに、
 感慨深いものがおありなのでは、
 と、推察いたします。
 
 
 さて、昨日は、
 津留さんの命日を前に、
 津留さん交流会を行いました。
 
 そして、今日は、
 募集していた、個人セッションへの、
 お申し込みがありませんでした。
 
 そんな流れから、
 昨夜、妻と二人で、
  「じゃあ、津留さんのお墓参りに行こうか」
 と、話していました。
 
 ところが、
 今朝、起きてみると、
 屋根を激しく叩きつけるほどの、
 雨
 
 (天気予報を知りませんでしたので、
  ビックリしました)。
 
 しかも、
 朝のうちに、終わらせるべき用事が、
 雨ということもあり、
 予定より、長引きました。
 
 午後からは、
 別の用事があったため、
 その前に、
 お墓参りをしようかと、思っていたのですが、
 
 そんなわけで、
 どうも、時間的にも、
 そして、天候的にも、
 どうやら、できそうもありません。
 
  「それじゃぁ、まあいいか」
 と、いうことに、なりました。
 
 そのとき、
 津留さんが、
 
  「私は、お墓には居ません」
 と、
 言っているように、思いました。
 
 確かに、そのとおり、
 ですよね。


 でも、
 僕は、
 津留さんのお墓に行くと、
 
 何か、普段は、漠然と感じている、
  「津留さんへの、感謝の気持ち」のようなもの
 を、
 より、明確に、認識できるように感じます。
 
  「津留さんという存在」
 を、
 より、はっきりと、感じられるような気がします。

  この活動をしている上で感じる、
  自信の無さや、戸惑い、不安
 といったものを、
 なにかスッキリと、させることができます。
 
 僕にとって、
 津留さんのお墓に行くことは、
 「僕にとって」、
 気持ちよく、楽しく、ありがたいことです。
 
 
 なので、
 そのうち、天気のいい日にでも、
 お墓参りに、行ってこようと思っています。









2016年10月6日木曜日

2016アメリカ旅行11 ヨセミテ国立公園2 ヨセミテバレー


 ヨセミテバレーには、
 昼前に、
 到着しました。
 
 まず、
 バレーの中には、入り入らずに、
 
 もう一つある、別の出入り口から、
 いったん、
 外に出ようとします。
 
 そこに、
 展望所、トンネルビュー ( Tunnel View ) があります。
 
 そこからは、
 ヨセミテバレーの様子が、一望できます。
 


 まず、
 手前、左手には、
 エルキャピタン( El Capitan )の巨石が、
 威圧するような存在感で、
 せり出しています。


 
 その向かい側、
 向かって右手には、
 ブライダルヴェール滝(Bridalveil Fall)も、
 見えています。


 
 そして、なにより、
 正面奥には、
 
 今度は、
 ついに、正面から、
 ハーフドーム( Half Dome )を、
 見ることができました。
 


  「ついに、来た!」
 そう、感じました。
 
 しばし、その場から、
 『ヨセミテ』を、
 眺めていました。
 
 (それにしても、
  いま、こうして、改めて、写真を見ていても、
  本当に、いい天気ですねぇ。
  
  好天に恵まれて、
  おかげで、このように美しい景色を見られたことに、
  こころから、感謝です。)
 
 
 さて、
 時間的には、
 ちょうど、お昼。
 
 バレーの中に入っていって、
 ランチをするには、
 ちょうどいい時間です。
 
 ですが、
 僕らは、ここで、
 
 限られた滞在時間で、
 『効率的』に、
 ヨセミテを満喫するために、
 
 そのまま、
 さらに、外に出て行って、
 もう一つの展望ポイント、
 
 グレーシャーポイント(Glacier Point)へ、
 先に、行ってしまうことにしました。
 
 グレーシャーポイントへは、
 トンネルビューからでも、
 片道1時間近く、かかりますので、
 
 サッと見てきたとしても、
 戻ってくると、
 午後3時近くになっている計算です。
 
 こどもたちは、
 間違いなく、
 お腹をすかせてしまうことでしょう ^^; 。
 
 それでも、
 バレーの中を、行ったり来たりする『無駄』を、
 省きたいと考えました。
 
 そこで、
 昼食のことは、置いておいて、
 
 僕の独断で、
 
 そのまま、
 グレーシャーポイントへ、向かうことにしました。
 
 ところが。
 
 グレーシャーポイントへ向かって、
 20分ほど、進んだところだったと、思います。
 
 車の渋滞が、突然、現れ、
 そこに、レンジャー(ヨセミテ国立公園のスタッフ)が、居ました。
 
 車を、一台一台、さばきながら、
 ドライバーに向かって、
 何か、説明をしています。
 
 僕の番になりました。
 
  「いま、展望所は、たいへんに混んでいて、
   車は、この先には、進めません。
   
   すぐそこに駐車をして、
   シャトルバスで、展望所まで往復するか、
   さもなければ、後で、もう一度来てください。
   
   午後2時過ぎには、
   この混雑も、緩和される見通しです。」
 
 何か、
  「『頭』で『計算』して、
   無理して、必死に、効率的に、
   動こうとしたことを、
   難なく、突っぱねられた」
 感じがしました。
 
  「流れ」に、「すべきこと」に
   修正させられた
 気がしました。
 
 結局、かえって、
 そこまでの往復の時間を、
 無駄にしてしまった格好です ^^; 。
 
 大人しく、引き返し、
 バレーで、昼食とすることにしました。
 
 
 お昼は、みなで、
 ハンバーガーを、食べることにしました。
 
 それにしても、
 バレーの中は、やはり、混んでいます。
 
 道も、2車線もあるのに、
 車が、びっしりです。

(この写真の、両端1車線ずつは、駐車帯です)

 途中、
 エルキャピタンや、ヨセミテ滝を、
 窓越しに、眺めることができたのですが、



 
 幸か不幸か、
 渋滞の、ノロノロ運転のおかげで、
 ゆっくりと、眺めることができました。
 
 駐車場に着いても、満杯で、
 停めるのにも、
 けっこうな時間がかかりました。
 
 そんなこんなで、
 みな、ずいぶんと腹ぺこで、
 お昼ご飯となりました。
 
  「グレーシャーポイントに、行けなくて、
   よかったなぁ」
 と、つくづく、思いました。
 
 
 お昼ご飯は、
 ハンバーガーを買って、
 食べることにしました。



 僕は、
 ターキー(七面鳥)のバーガーにしました。
 
 アメリカでは、
 サンドイッチなど、
 よく、ターキーが売られていました。
 
 ニュージーランドでの、
 クリスマスや感謝祭で、
 とても美味しいターキーを食べた経験から、
 
 選択肢に「ターキー」があるときには、
 迷わず、それを選んでしまいます。
 
 日本では、
 なかなか、出会えないですしね。
 
 ただ、
 アメリカのターキーは、
 
 個人的な印象としては、
 少々、パサついていて、
 味(うまみ)も、少々、薄いように感じ、
 少々、残念でした。
 
 でも、
 ハンバーガーとしては、
 十分に美味しく、味わえました。
 
 
 ところで、
 ハンバーガーを食べ始める前のことでした。
 
 隣のテーブルに座っている少女が、
 僕たちの席のほうを見つめては、
 ニコニコとしていることに、気づきました。
 
 はじめは、
 うちの娘の仕草・行動などを、
 おもしろがって、見ているのかと、
 思ったのですが、
 
 よくよく、その視線をたどり、
 その、「柔らかな」笑顔を見ていると、
 そうではないことが、分かりました。
 
 その視線の先には、
 リスがいました。
 
 僕たちのテーブルの下に、
 リスが、居たのです。
 
 リスは、
 テーブルからテーブルへと、走り回り、


 
 エサを手に入れると、
 一部は、その場で食べ、
 一部は、ほほに貯めて、
 巣に運んでいるようでした。
 
 ここでは、
 動物にエサを与えることが、禁じられているので、
 
 誰も、
 食べ物をあげてはいないのですが、
 
 こどもは、どこの国でも、
 食べこぼしてしまいますよね。
 
 それをねらって、
 テーブルからテーブルへと、
 ひっきりなしに、
 捜索をしているようでした。
 
 だからか、
 こどもが居るテーブルには、
 何度も何度も、出現していました。
 
 僕たちのテーブルにも、
 娘の食べこぼし目当てに、
 何度も、やって来てくれました ^^ 。
 
 娘は、
 初めて目にする、野生のリスに、
 しかも、こんなに間近で見られるリスに、
 その、愛らしい様子に、
 一瞬で、虜(とりこ)になってしまいました。


 
 普段は、
 もう、無心で、食事をほおばるのに、
 
 このときは、
 リスが気になって気になって、しかたありません。
 
 リスを見つつ、リスの写真を撮りつつ、
 普段の倍以上の時間をかけて、
 昼食を終えました。
 
 
 ここで、
 時間は、ちょうど、午後2時となりました。
 
 ホテルに、チェックインできる時間です。
 
 そこで、
 まず、ホテルに行って、
 荷物を下ろし、
 
 それから、
 改めて、
 ヨセミテを観光することにしました。
 
 ホテルの駐車場に着くと、
 まず、鹿たちが、お出迎えしてくれました。
 
 柵越しとはいえ
 (しかも、「柵」といっても、ただのロープ ^^ )、
 ほんの3m足らずの距離のところに、
 慌てる素振りも無く、横たわる、鹿。




 
 ヨセミテでの、動物の「濃さ」を、
 ここでも、さっそく、実感しました。

 
 ホテルは、
 今回、ロッジを取ることができました。
 
 ご覧のとおりの、
 とても簡素な外見ですし、


 
 実際、中も、
 このように、簡素でした。


 
 でも、
 車が渋滞して、動けなくなるほどの、
 人気のヨセミテバレーの中に、
 
 しかも、
 「簡素」とはいえ、
 僕たちにとっては、十分に清潔で、
 
 しかも、
 バス・トイレ付きの施設に泊まれて、
 
 とてもラッキーだったと、
 思っています。
 
 事前に、ネットで見ていた以上に、
 きれいで、清潔で、
 雰囲気のある施設に、
 
 一同、
 改めて、テンションも上がりました ^^ 。
 
 
 宿の様子も確認でき、荷下ろしもできたところで、
 安心して、改めて、
 ヨセミテ観光に出かけました。
 
 ここまで、配慮はしてきましたが、
 しかし、基本的には、ずっと、
 大人の都合を優先させてきましたので、
 
 ここでは、まず、
 子どもたちが喜ぶであろうことを、
 たっぷりと、することにしました。
 
 車で、宿を出ると、
 やはり、さっそく、
 車の渋滞の列です。
 
 その、「列の中」から、「窓越し」の観光をしつつ、
 往き道に、当たりを付けた辺りに、向かいました。
 
 車を停めたのは、
 ヨセミテ滝( Yosemite Falls )の前。
 
 北米大陸で最大の落差(739m)を誇る滝を、
 そこからは、正面に、
 (ほぼ)全景、見ることができます。


 
 冬に降った雪の、溶け出た水が流れる、
 その滝は、
 
 春から夏に向かって、
 だんだんと、水量を減らし、
 その幅を狭めていき、
 
 多くの年には、
 8月にもなると、流れが無くなり、
 滝そのものが、見えなくなる(無くなる)そうですが、
 
 幸い、僕たちは、
 その姿を、眺めることができました。

 
 ただ、
 そのときは、
 僕たちは、滝とは反対側に、歩いて進みました。
 
 向かった先には、
 当たりを付けていたとおりに、
 希望どおりの光景が、広がっていました。
 
 適度な深さ、
 適度な流速、
 そして、透明な水。
 
 そこには、川泳ぎをするには、格好の状態の、
 マーセド川( Merced River )が、ありました。


 
 水に手をかざしてみると、
 水温は、もちろん、冷たいものの、
 泳げないほどでは、ありません。
 
 しかも、この日の、快晴のヨセミテバレーは、
 午後2時を過ぎた時点で、
 確実に、摂氏35℃を超えるほどの、暑さでした。
 
 日本に比べれば、
 圧倒的に、湿度が低いため、
 「不快さ」は、さほど、無いものの、
 
 しかし、ある意味、
 「うだる」という表現は、当てはまるほどの、
 厳しい暑さでしたので、
 
 「冷たい」と感じる水の中に、
 子どもたちと一緒に、
 嬉々として、飛び込んで行きました。
 
 全身で、『ヨセミテ』に、浸かりました。
 
 皮膚すべてで、
 『アメリカ大陸』を、濃く、味わいました。
 
 『アメリカ』に来ている実感が、
 また一段、増しました。
 
 水深は、大人がちょうど、足が着くか着かないか。
 流れは、淀んで、緩やか。
 道からは離れていて、人も少なめ。
 
 期待していた以上の、
 絶好の場所でした。
 
 しかも、
 正面には、センチネルロック( Sentinel Rock )、
 
 振り返った後ろ側には、
 さきほどのヨセミテ滝が、見えています。
 
 そんな中、
 エルキャピタンによって陽が陰り、
 身体が冷えてしまうまでの、長い時間、
 
 たっぷりと、
 川遊びを堪能しました。
 
 子どもたちも、
 大満足の、様子でした。
 
 
 さあ、
 時は、夕刻。
 
 再び、
 グレーシャーポイントに向かう時間です。
 
 もう、間違いなく、
 渋滞も、解消されていることでしょう。
 
 水遊びで、すっかり疲れ果て、
 シートに座るや、眠り込んだ、子どもたちを連れ、
 
 改めて、
 車を、バレーの外に、進めました。










2016年9月9日金曜日

2016アメリカ旅行10 ヨセミテ国立公園1 タイオガロード(Tioga Road)


 マヤ暦の新年を、無事に、迎えられた、
 7月26日。
 
 この日も、
 早朝、まだ暗いうちに起きて、準備を整え、
 そして、ホテルを発ちました。
 
 この日も、また、快晴。
 
 グランドキャニオンで、
 夕立に、身体を清められた時、
 
 セドナで、
 黄金色の夕日を映し出す、
 天井のスクリーンのような雲が、出た時、
 
 それ以外にも、
 ときおり、
 雲が出たりは、していましたが、
 
 でも、おかげさまで、
 基本的には、ずっと、
 快晴が続いていました。
 
 とはいえ、
 そのおかげで、
 
 容赦ない陽射しを受け、
 日本では体験できないような気温を、
 味わうことにも、なってきたわけですが ... ^^;

 
 そして、
 『新年』『元日』に相応しく、
 この日も、また、
 快晴。
 
 高い標高(2,400m)、
 森の中、
 ゆえの、
 キリッとした、清々しい空気の中で、
 
 ご来光を、
 拝むことができました。
 
 遮るもの無く、降りてきた、
 陽射しが、
 
 身体の芯まで、
 入ってきました。
 
 『新年』『新時代』を、
 肉体に、
 取り込むことができた、気がしました。
 
 
 今日、そして、明日、
 この2日間は、
 
 「ヨセミテ( Yosemite )」を満喫することが、
 目的です。
 
 「ヨセミテ国立公園」は、
 
 そそり立つ、
 シルバーグレーの、花崗岩の大きな岩山や、
 
 そこから降り落ちる、
 いくつかの、大きな滝、
 
 そこからの流れが、
 美しい草原や、大きな樹々の間を、縫い進む川、
 
 そして、
 多種の、貴重な動植物。
 
 それらを、
 広大な敷地の各所で、見ることができ、
 
 かつ、同時に、
 
 「ヨセミテ・バレー( Yosemite Valley )」という、
 限られた一角では、
 それらを、
 集約的に、見ることもできることから、
 
 国内外の、広く、多くの人々に、
 人気となっている、
 
 世界遺産(自然遺産)です。

 
 前半の、
 グランドキャニオン・セドナと、
 
 後半のメイン、
 マウントシャスタとの、
 間にあることから、
 
 裕子さんが、
 はじめから、
 予定に組み込んでいた、目的地だったのですが、
 
 正直に言うと、
 僕は、
 それまで、
 
 ヨセミテのことは、
 あまり、知りませんでした。
 
 でも、調べているうちに、
 見られる景色や、
 トレッキングルートなどに、
 すごく、興味が湧いてきました。
 
 それに、
 はじめは、
 ヨセミテ公園内外の、宿泊施設が、
 満室で、取れなかったのですが
 
 (なので、最初の段階では、
  150km離れたところまで、戻って、
  1泊する予定でした)、
 
 おそらく、キャンセルが出たのでしょう、
 出発2週間ほど前になって、
 ヨセミテバレー内のロッジが、
 予約できました ^^v 。
 
 その段階なって、
 俄然、気持ちと興味が、盛り上がり、
 
 実は、
 今回の旅行では、
 マウントシャスタと同じくらい、
 セドナよりも上なくらい ^^; に、
 楽しみにしていました。
 
 
 実際に、訪れてみて、
 やはり、素晴らしいところでした。
 
 特有の美しい光景が、
 各所で見られるなど、
 
 たくさんの人々が、
 この場所にやって来る、
 その理由が、分かりましたし、
 
 なにより、
 その人々が、
 こころから、この場所を、楽しんでいる、
 その「雰囲気」が、
 素晴らしく、楽しく、
 
 それゆえに、よけい、
 素晴らしいところだと、感じられました。
  
 
 ただ、
 残念なことも、気がかりなことも、
 ありました。
 
 実は、
 「枯れ木」が、とても、目につくのです。
 
 ヨセミテ公園内は、
 まだ、それほどでもない、
 との印象を持っていたのですが、
 
 ですが、
 この写真を見て、
 改めて、振り返ってみて見ると、
 
 やはり、
 ヨセミテバレーでも、枯れ木が目立ちますね。


 そして、さらに、
 ヨセミテ公園の外に出ると、
 それらが、とても、目につくようになります。
 
 かなり控えめに言って、
  「とても」
 という感じで、
 
 実際のところ、僕たちは、
  「えっ。何があったの?
   山火事でも、あったのかな?」
 と、話したほど、
 
 枯れ木だらけの箇所が、
 何箇所もあって、
 
 場所によっては、
 とても広範囲に、広がっていました。
 
 裕子さんが調べたところでは、
 近年、立て続けに、
 記録的な渇水の年が、続いているようで、
 
 もしかしたら、
 それが原因であり、
 
 そして、もしかしたら、
 「それだけ」が、原因なのかもしれませんが、
 
 矢野智徳さんの話を伺った経験からすると、
 もっと根本的な原因があるような気がして、
 とても気になりました。
 
 ヨセミテのような、
 世界的人気を誇る、
 自然公園・世界自然遺産でさえ、
 
 このような状況になっていることに、
 危惧の念を抱きました。
 
 僕たちは、
 自然環境に対する活動・行動を、
 頭で思っている以上に、
 早く、深く、することになるかもしれないと、
 感じました。
 
 
 さて、話は戻って、
 この日の朝。
 
 マンモスレイクを出て、すぐ、
 森に入りました。
 
 これまで、
 砂漠のような、乾燥地帯を、
 延々と、走ってきていたので、
 
 しっかりとした、森の中を走るのは、
 やはり、なにか、
 ほっとしました。
 
 その森も、すぐに終わり、
 そこから先は、
 シルバーグレーの色合いが、
 目につくようになってきます。


 ヨセミテが、近いことを、
 肌で、感じるようになってきました。
 
 
 ホテルを出てから、
 30分ほど進んだところで、
 道を、
 左(西)に、曲がります。
 
 ここから、
 タイオガロード(カリフォルニア州道120号線)に、
 入ります。
 
 おそらく、
 ヨセミテを訪れる、多くの人々は、
 サンフランシスコ方面(西)から、
 やって来るので、
 
 よほど時間がないと、
 この道を走ることはないかもしれませんが、
 
 裏側(東)からアプローチした、
 僕たちは、
 この、タイオガロードを、
 たっぷりと、走ることができました。
 
 ヨセミテ国立公園の、大部分は、
 ヨセミテバレーの、北側に、
 広大に、広がっていて、
 
 この、タイオガロードは、
 そこを、横断するように、走っています。
 
 ですから、
 ヨセミテバレーだけだと、
 見られない、感じられない、
 
 広々とした、雄大な光景を見たり、
 広大な草原を見たり、
 湖を見たり、
 
 広々とした感覚、高原感を、
 感じたりと、
 
 この道を、通ったおかげで、
 それらを、たっぷりと、
 見・味わうことができました。





 
 宿泊した、マンモスレイクが、
 標高2,400mと、
 かなり、高いところにありましたが、
 
 タイオガロードの入り口は、
 一度、標高2,100mまで、下り、
 
 しかし、そこから、
 タイオガ峠まで、
 一気に、約1,000m、上っていきます。
 
 タイオガ峠は、
 標高が、3,031mありました。
 
 僕個人としては、
 地面に接した状態としては、
 もっとも、高い場所に行ったことになります。
 
 そこでは、前日までの、
 「オーブンの中」のような暑さから、一変、
 
 相変わらずの、強い陽射しを受けていながら、
 ひんやりとした、涼しさすら、感じられました。
 
 
 この、峠から、
 いよいよ、
 ヨセミテ国立公園に、入ります。
 
 道路の真ん中に、小屋があって、
 そこで、入園料を払います。
 
 車1台分、
 $30を、支払いました
 (乗っている人数は、関係ないようです)。
 
 このチケットを、掲示することで、
 その後、1週間、
 公園に、出入りすることができます。
 
 これは、
 グランドキャニオン国立公園でも、同様でした。 
 
 ただ、
 グランドキャニオンの場合は、
 チケットに、テープを貼って、渡してくれて、
 
 それを、車の内側から、
 フロントガラスに、貼付けるように、言われるので、
 
 若干、煩わしい反面、
 無くしたり、探し出して見せる必要がないので、
 ありがたい方式だなと、思いました。
 
 ヨセミテの場合、
 再入場する際には、
 
 まず、財布をカバンから出して、
 そして、チケットを、財布から出して、掲示する ...
 
 というような、一連の作業が、
 運転者にとっては、ちょっと煩雑でした。
 
 
 タイオガロードに、入って以来、
 特に、峠を越えて、公園に入ってから、
 
 高原感、
 いえ、高緯度感、
 北欧感、カナダ感、アルプス感、北国感? ^^
 
 が、
 一挙に、出てきます。
 
 ハッとして、
 思わず、車を停めた場所には、
 
 まさしく、「雪解け水」が流れている、
 といった感の、
 美しい川が、ありました。
 
 そこは、
 標高の高さゆえの、
 「空気が澄んでいて、かつ、太陽との距離が近い」
 という条件、独特の、特有の、
 陽ざしに照らされていて、
 
 まるで、
 「妖精が、戯れ、飛び交う」
 かのような、雰囲気が、
 溢(あふ)れ溢(こぼ)れていました。





 

 そのまま、車を進めると、
 その後、しばらくは、
 北欧・カナダっぽい、
 針葉樹の、林を進み、


 その後、
 川を越えてから、
 広い大きな、湿地帯・草原(meadow)が、
 道路右手(北側)に、広がります。

(よろしければ、写真をクリックして、拡大表示して、
草原Meadow を、よく見てみてください ^^ )

 ここ、トゥオルミ・メドウズ(Tuolumne Meadows)は、
 この、タイオガロード沿いの、中心地で、
 
 宿泊施設や、お店、ガソリンスタンド、
 観光案内所(ビジターセンター)などが、ありました。
 
 僕たちは、休憩を兼ねて、
 ここに、停車。
 
 僕は、ここで、
 各国立公園内のお店でしか、売っていないという、
 その国立公園のピンバッジとワッペンを、
 自分のお土産用に、購入しました ^^ 。


 
 つづいて、
 僕たちが目にしたのは、
 
 これまた、
 北欧感・カナダ感たっぷりの、
 
 美しい湖でした。
 
 この、
 テナヤ湖(Tenaya Lake)は、
 
 意外や、
 水は、さほど、冷たくなく、
 
 岸辺は、
 むしろ、温かくすらあって、
 
 その、どこまでも澄み切った水の中へ、
 泳ぎ入りたい衝動こそ、
 抑えることはできましたが、
 
 いつまでも、離れがたく、
 こどもたちと、ずっと、
 足を、浸し続けていました。





 
 湖に沿って、道は続き、
 その後、
 湖と別れて、しばらく走ると、
 
 すぐに、
 見晴らしの良い、
 展望所に着きます。
 
 車を停めるや、
 僕は、悲鳴を上げていました ^^; 。
 
 ヨセミテの、一番の象徴とも言うべき、
 ハーフドーム( Half Dome )が、
 目に飛び込んできたからです!


 この展望所、
 オルムステッド・ポイント(Olmsted Point)が、
 この位置にあって、
 
 そして、見晴らしが素晴らしい場所だとは、
 事前に調べて、知っていたのですが、
 
 まさか、
 ハーフドームが、見えるなんて ...


 裏側から、とはいえ、
 日本で調べているときに、
 何度も何度も目にしてきた、
 
 ヨセミテの象徴、ハーフドームを、
 ついに、拝むことができて、
 
 また一つ、
 「アメリカに、来た!」感が、深まり、
 気持ちが高揚しました。
 
 いえ、
 この道を通ったからこそ、
 裏側から『も』、見ることができたわけで、
 
 この日程を組んでくれた、
 裕子さんに、
 改めて、感謝の念が湧きました。
 
 目の前に広がる、岩肌には、
 歩いて行けたので、
 
 こどもたちと、
 裸足になって、歩きながら、
 
 この、
 ヨセミテらしい、雄大な風景を、
 しばらく、
 見つめ、眺めていました。
 
 また、この場所から、
 来た道を、振り返ると、
 
 先ほどの、
 テナヤ湖の湖面が、
 鏡のように、
 シルバーに光っていました。


 
 この後、
 約1時間かけて、
 
 65kmほどの距離を走る間に、
 1,300m以上、高度を下げて、
 
 いよいよ、
 ヨセミテバレーへ、
 入って行きます。









2016年9月8日木曜日

第5回大阪イベント 開催のお知らせ


2016年11月25日(金)、26日(土)、27日(日)、
大阪市で、5回目となる、
『津留さん交流会』『浄化実践講習会』『個人セッション』を行います。


『津留さん交流会』で、
みなさまと、お会いし、お話し・交流させていただくことを、
楽しみにしています。

『浄化実践講習会』で、
みなさまに、日々、浄化を活用していただけるよう、
浄化について、お伝えさせていただくことを、
楽しみにしています。

『個人セッション』で、
お一人お一人の、ブロックを見つけること・気づくこと、
そして、それを手放し、浄化するお手伝いをさせていただくことに、
努めさせていただきます。

ご興味がおありの方は、
どうぞ、ご参加・お申し込みください。

以上、どうぞよろしくお願いします。



 詳細・お申し込みは、『 第5回 大阪イベント 』 のページをご覧ください。


2016年9月8日 集合人編集局 裕子・ひで