『妖怪ウォッチ』って、ご存知ですか?
いま、小学生の息子が、とてもはまっていて、
文字通り、朝から晩まで、
そのテーマソングを歌ったり、
『妖怪』の話をしているのですが、
『妖怪ウォッチ』という、
「ゲーム」「TVアニメ番組」「雑誌連載漫画」があります。
『妖怪ウォッチ』という、腕時計型(懐中時計型もあり ^^ )の機械を使うと、
肉眼では見られない『妖怪』を見られたり、
『友達』になった『妖怪』を『召喚(しょうかん)』できます。
妖怪が出て来たら、
自分の妖怪を召還して、その妖怪と戦わせます。
勝つと、その妖怪を、自分の友達にすることができるので、
おそらく、そうやって、妖怪を集めることを目的にしているのだと思います
(すみません、よく分かりません ... ^^; )。
ところで、
その『妖怪』というのが、何をしているのかというと、
基本的には、
人間に取り憑いて、その人間を、『操作』するんですね。
なので、たとえば、
人を「怒りんぼ」にする妖怪に取り憑かれると、
その人は、怒りんぼになります。
人を「ネガティブ」にする妖怪に取り憑かれると、
その人は、ネガティブな、後ろ向きな人になります。
こんな風に、
人を「地味」にしたり、「引きこもり」にしたり、「不眠」にしたり、
あるいは、「惚れ」させたり ...
妖怪が、ありとあらゆる状態に、人を、するんですね。
逆にいうと、
人が、何らかの状態になっている時には、
何らかの妖怪に、取り憑かれています。
そんな内容の、アニメ番組を見て、
「あぁ〜、本質を突いてるなぁ〜」
と、すっかり感心してしまいました ^^ 。
人は、みな、
『エネルギーブロック』という『妖怪』に取り憑かれています。
あるいは、『ミニ自我』という『妖怪』に取り憑かれています。
そして、
例えば、
「お金が無いと生きていけない」
という『エネルギーブロック』に取り憑かれていると、
頭の中が、お金のことでいっぱいになり、
四六時中、
お金が無くなることを心配したり、
お金が少しでも多く入ってくることを考えたり、
お金が少しでも出て行かないようにと計算したりします。
何か行動を取る時にも、判断を下す時にも、
お金が、『基準』『規準』になります。
自分が得するように、
自分が損しないように、
行動します。決定します。
あるいは、
「奉仕することが良いことだ」
という『エネルギーブロック』に取り憑かれていると、
いかにしたら、自分はより奉仕できるか、と考えたり、
自分はどれだけ奉仕できてるかをチェックしたり、
あるいは、
他人はどれだけ奉仕しているのかをチェックしたりします。
そして、
奉仕できている自分に満足したり、
奉仕できていない自分を嘆(なげ)いたり、
あるいは、
奉仕していない他人をとがめたりします。
そして、みな、
自分が『取り憑かれている』ことに気づいていません。
『取り憑かれている』から、「そんな自分である」ということに、
『取り憑かれている』から、「そんな行動を取ってしまう」ということに、
気づいていません。
意識できていません。
だから、
『そんな自分』が、「本来の自分」であると、
『そんな行動を取ってしまう』のが、「もともとの自分」であると、
思い込んでしまっているんですね。
そのことに、疑問を持ったり、疑いを持ったりすることなく、
「それこそが、『自分』」
と、疑いもなく、思い込んでしまっているんですね。
でも、それは、
ただ、『取り憑かれている』だけです。
ただ、『エネルギーブロック』『ミニ自我』を抱え込んでいるだけです。
『エネルギーブロック』『ミニ自我』を手放せば、
「そんな自分」ではなくなりますし、
「そんな行動を取る」ことはなくなります。
ただ、
気づき、
そして、
ただ、
手放しさえすれば、
いいのです。
そして、
「本来の自分」は、「もともとの自分」は、
ただ、あるがままの自分であることに、気づきます。
どうぞ、
『エネルギーウォッチ』
を手に入れて、
ご自分の中にある『エネルギーブロック』を見つけ出してください。
自分が溜め込んで、まだ、手放せていない『ミニ自我』を、
どうぞ、見つけ出してください。
そして、それらを見つけたら、
ただ、手放してください。
解放してあげてください。
どうぞ、それら『妖怪』を、
『成仏』させてください。
『昇天』させてあげてください。
天に返してあげてください。
きっと、
喜びながら、『光』に返り、
キラキラと輝きながら、
天に還って行くことでしょう。
「ようやく見つけてくれた」
「ようやく解放してくれた」
と、喜びながら、
宇宙の中心に、還って行くことでしょう。
そのときには、もう、『友達』には、しなくていいですよ ^^