『札幌イベント』を行った、
10月18日(土)と19日(日)の両日は、
快晴で、風もなく、気温も高くて暖かい、
とても天候に恵まれた、2日間でした。
その一日目である、18日の土曜日は、
午後から、「津留さん交流会」が予定されていました。
会場は、僕が宿泊していた、札幌中心部からは、
北西に、少し外れたところで、
そして、その途中には、
「北海道神宮」さまが、ありました。
ちょうど良い流れでしたので、
その日の午前中、会場に向かう途中で、
ご挨拶に伺うことにしました。
動物園などがある、円山公園が隣接している、
その神宮さまは、
とても緑の多い、すばらしい場所で、
市民の憩いの場になっているようでした。
好天の、土曜日。
多くの市民で、賑わっていました。
鳥居をくぐり、境内に入ると、
その、好天ゆえか、
なんだか、とっても、素敵な雰囲気が漂っていました。
理由も、確たる根拠も、何もありませんが、
そして、おそらく、
単なる思い違い、勘違いだと思いますが、
ただ、
「なぜだか、歓迎していただけている」
という、
そんな感覚が、
極めて曖昧で、漫然としたものだけれど、
でも、ありました。
神宮さま滞在中は、
ずっと、至福感に包まれていました。
北海道神宮さまには、
末社が、三社、ありました。
北海道開拓の功労者が祀(まつ)られた、
開拓神社。
鉱山殉職者の御霊(みたま)が祀られた、
鉱霊神社。
北海道拓殖銀行の物故者の御霊が祀られた、
穂多木神社。
どれも、お社(やしろ)は、大きくはないですが、
北海道の為に尽くされた方々の御霊は、
大きな敬意を持って、祀られていました。
それぞれに、ご挨拶申し上げると、
それぞれに、輝いていらっしゃる様子を、拝見できました。
開拓神社
鉱霊神社
鉱霊神社のお社の横の樹に、
まるでぬいぐるみのようにたたずむ、エゾリス
穂多木神社
そして、
本社、北海道神宮さま。
ちょうど、
七五三で、賑わっていました。
海外からの観光客も、
多数、参拝されていました。
その、賑わい、活気あふれる様子に、
なぜか、
この先の、北海道の望みあふれる行く末を、
感じていました。
北海道神宮
その場の、あまりの心地よさに、
時を忘れて、
ただ、そこに、浸かりきっていました。
気がついたときには、
予定していた、地下鉄の出発時間が、
過ぎ去っていました。
跳ねるように、走り下って行く足取りは、
駅のホームに着くまで、
ずっと、軽やかなままでした。